楽天のスマホ決済サービス「楽天ペイ」の対象加盟店であす6月26日からauの決済サービス「au PAY」でも支払いが可能になる。
auと楽天は決済などの分野で業務提携を結び、楽天がプラットフォームや加盟店網をKDDIに提供すると発表していた。
乱立する共通QRコード
今回の取り組みは対象の楽天ペイ(アプリ決済)加盟店でau PAYが利用可能になるというもの。対象店舗には以下のステッカーが提示され、楽天ペイおよびau PAYのユーザーは共通のQRコードを読み込むことで決済が可能になる。
ユーザーはau PAYを利用できる加盟店が増え、楽天ペイの加盟店は特別な操作をすることなくau PAYがカンタンに導入できるといったメリットがある。
各決済サービスの操作方法は以下のとおり。
なお、共通QRコードは総務省および経済産業省の「JPQR」、d払いとLINE Pay、メルペイが利用できる「クラウドペイ」、LINE Payとメルペイ、そして今回の楽天Payとau PAYなど共通と言いながらも乱立している状態だ。
本命は最大9社のサービスが参加する政府主導の「JPQR」だが、すべての店舗が全サービスに対応するわけではないといった問題もある。すべてを共通化した本当の統一QRコードの実現は難しいようだ。
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