iOS 18.4で日本語の文字変換に不具合?矢印や絵文字が変換候補に表示されず、解消方法は?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2025/04/02 17:30

2025年4月1日、AppleがiPhone向けに「iOS 18.4」を正式リリースしました。しかし、このアップデート以降、一部のユーザーにおいて日本語の文字入力に不具合が発生しているようです。
不具合は標準キーボード利用時に、日本語の変換候補が正しく表示されなくなるというもの。
例えば、上・下など方向を表す漢字を入力しても「↑」「↓」といった記号が変更候補に表示されないほか、「さけぶ」「わらう」といった絵文字も変換候補に表示されなくなっています。
再起動で解消
筆者の環境では、iOS 18.4にアップデートしたiPhone 16 Pro / 15 Proでこの問題を確認しています。一方、macOS 15.4やiPadOS 18.4では、変換候補が正常に表示されており、問題は発生していません。
Xで確認したところ、報告数はそれほど多くないものの、同様の症状を訴える投稿がいくつか見受けられます。
筆者の環境では、再起動によって解消されることを確認していますが、一時的なものか再発するかはわかっていません。
もし再起動しても改善しない場合や、再発するようであれば、問題が改善されるまでGboardやATOK、Simejiなどサードパーティ製の日本語入力アプリの使用することで問題を回避できます。
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