史上最大規模のデザイン変更、iOS 19の“ガラス風”新デザインが流出。Gurmanは正確ではないと指摘
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleは今年秋に超薄型の新型スマートフォン「iPhone 17 Air」とともに、デザインを大幅に刷新したiOS 19をリリースする見込みです。
iOS 19は、2013年のiOS 7以来となる大規模なビジュアルアップデートになると噂されています。
フラットデザインを導入したiOS 7は、iOS史上もっとも劇的なデザイン変更として知られており、当初は「どこが押せるかわかりづらい」といった批判もあったものの、長い目で見れば高く評価されてきました。
そして今年、iOSは再びその姿を大きく変えるかもしれません。
Vision OS風に刷新?iOS 19のデザイン
リーク業界に復帰したJon Prosserが、自身のYouTubeチャンネルでiOS 19の新デザインを紹介しています。
ただし、Appleがリーカーを特定するためにさまざまな識別情報を埋めていることから、情報源を守るために実物を忠実に再現したCGとして公開されています。
以下は、そのリークから明らかになった主な変更点です。
- ロック画面:機能的な変更はなし。通知のビジュアルが一新。通知カードのエッジに視覚効果が追加される。今のところ目立ったAI機能はなし
- 設定画面とポップアップ通知:全体的に丸みを帯びた、ツヤのあるガラス風デザインに変更。visionOSを彷彿とさせる浮き上がるようなUIに
- キーボード:visionOS風のフローティングデザインを採用。実際に浮いているわけではないが、そう見える演出に
- アプリアイコン:期待された丸型アイコンは採用されず、原稿の形状を維持



ただし、Gurmanは「実物とは異なる」と指摘
このリークに対して、iOS 19で大幅なデザイン変更が行われることをいち早く報じたMark Gurmanが反論しています。
Mark Gurmanによれば、出回っているiOS 19の画像はWWDCで発表されるものを正確に表したものではないとのこと。かなり古いビルド、または曖昧な情報をもとに作られたモックアップとしています。
さらに、発表から半年前にリークされたiOS 7の写真を投稿。そこに写っているiOS 7はフラットデザインではなく、従来のデザインでした。
For example, this was a real iOS 7 image from 6 months prior to its announcement. Obviously the actual thing was very different. https://t.co/XkkIdN7Ehv pic.twitter.com/GBxf43rwvl
— Mark Gurman (@markgurman) March 25, 2025
どちらの情報が正しいのか、それとも一部正しいのか──その答えは、WWDC25で明らかになります。
なお、4月には「Apple Intelligence」の日本語対応も予定されており、AIとの新しい体験を楽しんでいるうちに、また新しいiOSが登場することになりそうです。
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