現地時間11月19日、インスタグラムがサードパーティのアプリを利用して不正に増やされた偽の「いいね」「フォロー」「コメント」の削除を今日から開始すると発表した。
不正なアカウントを特定するために機械学習を利用したツールを活用し、不正行為の削除に役立てるという。
インスタグラムはスパムおよび偽アカウントの削除措置を4年も前から行っているが、今回は不正ないいね・フォロー・コメントという行為に対して削除措置を行う。
機械学習を活用したツールによって、サードパーティのアプリを使って不正にいいねやフォロー、コメントを増やしたとみなされ場合、インスタグラム上からそれらが削除される。実際に削除された場合にはアプリ内でメッセージを表示し、パスワードの変更も促す。
パスワードの変更を促す理由は、ユーザーから収集したユーザー名とパスワードを別のアプリと共有して、別のアカウントのいいねやフォロー、コメントを不正に増やすといった使い回し行為にあるようだ。
インスタグラムはフォローしているアカウントの写真や動画を並べるフィードや検索タブにアルゴリズムを採用している。いいねやコメント、フォロワーの多さはフィードの並び順に大きく関係しているはずだ。不正にいいねやコメント、フォローが増やされた場合、このアルゴリズムが意味をもたなくなってしまう。
インスタグラムは今後数週間で不正行為に対するより多くの対策を用意しているそうだ。
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