タグ・ホイヤーは、今年3月にグーグルとIBMと手を組んでスマートウォッチを開発していることを発表しました。
大手の腕時計メーカーが既存の腕時計に活動量を搭載することでスマートウォッチを実現する中、タグ・ホイヤーはAndroid Wearを搭載することを明言しており、本物の腕時計メーカーが本物のスマートウォッチを開発・発売することになります。
タグ・ホイヤーのAndroid Wear搭載スマートウォッチは16万超えに
タグ・ホイヤーは単なる腕時計メーカーではなく、スイスの高級腕時計ブランドであるため、数万円で販売されている既存のスマートウォッチとは大きく異なる位置づけの製品となることは明らかでしたが、Bloombergが報じたところによれば、価格は1,400ドル−−16万円超えで発売されるようです。
TAG Heuer will start selling a smartwatch for about $1,400 in October or November as the brand becomes Apple Inc.’s biggest Swiss competitor for connected timepieces.
引用元:LVMH to Begin Selling $1,400 TAG Heuer Smartwatch by November – Bloomberg Business
Android Wearをあっという間に抜き去ったApple Watchへの対抗
アップルは手が届きやすいモデルとして「Sport」を用意し、一部の人しか手の届かない最高級モデルの「Edition」と中間に位置するモデルの全3モデルをラインナップに加えています。
これまでに発売されてきたAndroid Wearの価格帯はApple Watchで言えば「Sport」に属し、大きな興味を抱いたのは腕時計よりもガジェットが好きな人だと思いますが、タグ・ホイヤーが発売するこの製品は腕時計を好む人も興味を抱くものになります。
そういう意味ではグーグルにとっても大事な製品となるわけですが、約40時間というスマートウォッチとしては圧倒的なバッテリーの持ち時間とタグ・ホイヤーのブランド力でApple Watchに立ち向かうことになります。
同誌の報道によれば、タグ・ホイヤーのAndroid Wearを搭載するスマートウォッチは2015年10月〜11月にも発売が開始されるとのこと。
初日の予約注文だけで2014年に発売された全てのAndroid Wearの販売数を上回るなど、あっという間にAndroid Wearを抜き去ったApple Watchにタグ・ホイヤーのスマートウォッチがどれぐらい対抗できるのか注目です。
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