ようやく配信された「Android Wear 5.1.1」、マイナーバージョンながら新機能の追加やWi-Fi対応、インターフェースの刷新など大規模なアップデートになっています。
手元のAndroid Wearにもアップデートが配信されたので、早速バージョンアップしたところ、グーグルの発表にはなかった新機能が4つほどあったので紹介しておきます。
Android Wearの新機能1.画面ロックの設定が可能に
これまでのAndroid Wearには、セキュリティ機能が実装されておらず、盗難にあった場合はカンタンに初期化できてしまい、カンタンに他人のモノになってしまう可能性がありました。
Android Wear 5.1.1では、Android Wearを腕から外した場合に画面ロックをかけられる機能が追加されています。利用できる画面ロックは、9個の点を結ぶパターンロック。最低でも4個の点を結ぶ制限がかかっており、セキュリティ面ではあまり強固なものではありませんが、設定しないよりはマシでしょう。
Android Wearに画面ロックを設定するには、Android Wearの設定画面から「画面ロックOFF」をタップ後、チェックマークを選択。
ロック解除パターンを入力すれば、設定は完了です。
腕からAndroid Wearを外すと、こんな感じで画面ロックがかかります。
Android Wearの新機能2.拡大操作が可能に
腕時計と違ってスマートウォッチには小さい文字やアイコンが表示されますが、画面が小さいため見づらいということがあると思います。
そんな時に使えるのが文字盤の拡大操作で、Android Wear 5.1.1では文字盤を3回連続でタップすると画面が拡大表示されます。
文字盤の拡大は、Android Wearの設定画面から「ユーザー補助」をタップ後、「拡大操作」を選択。
チェックマークをタップすれば、拡大操作を利用することができます。
Android Wearの新機能3.文字サイズの変更
スマートウォッチに表示される文字が小さいまたは大きいという場合は、Android Wear 5.1.1なら文字のサイズを変更することができます。
文字サイズの変更は、Android Wearの設定画面から「フォントサイズ」をタップ後、好みの文字サイズに変更することができます。
Android Wearの新機能4.リューズの長押しでアプリを表示
これまでのAndroid Wearでは、アプリを起動するために多くの操作が必要でアプリを1つ起動するのも一苦労といった感じでしたが、Android Wear 5.1.1では、インターフェースが刷新されたことによって、ホーム画面を左にスワイプするだけでインストールされている全アプリを表示することが可能になりました。
Android Wear 5.1.1では、アプリの一覧画面(ドロワー)を表示するもう1つの方法としてリューズを長押しするという方法も用意されています。
画面をタッチできない状況にあるときはこの方法が便利に使えるかと思います。
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