Twitterが9月26日に配信した最新版のiOS向けアプリで「Apple Watch」アプリを取り下げたことが明らかになった。
watch OS4やApple Watch Series 3で不具合続出が原因か
現在、App StoreでTwitterのページにアクセスすると、“この App は iPhone、iPad の両方に対応しています。”と表示され、対応デバイスにApple Watchが含まれていないことが確認できる。
TwitterアプリのApple WatchサポートはApple Watchが発表された2014年9月のスペシャルイベントで発表された。ツイートの通知やお気に入り(現:いいね)、リツイート、ツイートの投稿、タイムラインやトレンドの確認などの操作ができたが、現在は利用することができなくなっている。
MacRumorsによれば、Appleが9月20日に配信を開始した「watchOS 4」をインストールしたApple Watchにおいて通知に表示されるTwitterのアイコンが正しく表示されない(他のアプリでも発生している)、クラッシュするといった不具合が確認されていた。また、9月22日に発売されたばかりのApple Watch Series 3でアプリが起動しない致命的な不具合もTwitterで多数報告されている。
Twitterは取り下げた理由だけでなく事実も明らかにしていないが、「watchOS 4」や「Apple Watch Series 3」で発生している不具合が解消するまでApple Watchアプリを一時的に取り下げた可能性が高い。GoogleマップやAmazon、eBayのようにサポートを終了した可能性も考えられる(Googleマップは再サポートを検討しているとコメントしたが、何の動きもない)が、一時的な取り下げと見るべきだろう。
発売されたばかりの「Apple Watch Series 3」はモバイルデータ通信をサポートすることでiPhoneがないワークアウト中でもTwitterアプリが利用できただけに早急に復活して欲しいところだ。
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