ここ数週間だけでGoogleマップやAmazon、eBayなど複数のアプリがApple Watchアプリから撤退したことが明らかになった。
最も重要なことは相次ぐApple Watchアプリの撤退から数週間後に話題になったことだ。
Apple Watchはあまり使われていない?
Apple Insiderによると、4月下旬にGoogleマップ、Amazon、eBayなど複数のアプリがApple Watchから撤退したとのこと。
いずれもアップデート情報に記載されていないために気づくまでに時間がかったようだが、ユーザーが愛用していればすぐに話題になったはず。撤退理由は不明だが、おそらくApple Watchアプリをサポートするほどの効果がなかった、つまり使われていなかったと予測できる。
実際にGoogleマップのApple Watchアプリがリリースされた当初は試しに使ってみたものの便利とは思えず1回きり。Amazonなど通販アプリは使おうと思ったこともない。唯一、使っているのはポケモンGOのApple Watchアプリだけだ。
2年使って感じることはApple Watchの小さな画面でアプリを操作するのはやっぱり難しいということ。操作を必要とするアプリとApple Watchの相性は悪いと感じる。その点、ポケモンGOは2回のタップでスタートできてその後の操作も必要ない。サードパーティのアプリではないが最も利用機会の多いワークアウトも同じでカンタンに起動できる。
一応、Appleは昨年リリースした「watchOS 3」の新機能としてアプリをカンタンに起動できる「Dock」を追加したものの、そこまでも手が伸びない。
撤退したアプリも今後は大きくデザインを変更することでApple Watchアプリが復活する可能性もある。watchOSに魅力的な機能が搭載されれば再参入も考えられるため、6月に開催されるWWDC17でiOS 11と共に先行発表されるであろうwatchOS 4に注目したい。
続報:第一報を伝えたApple Insiderに対してGoogle広報は「Googleマップアプリの最新版ではApple Watchアプリを削除したものの、再びサポートする」と回答した。
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