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どれぐらい進化した?Xperia 1 VとXperia 1 IVの違いを比較

bio
Yusuke Sakakura更新日:2024/04/09 0:43
どれぐらい進化した?Xperia 1 VとXperia 1 IVの違いを比較

ソニーのフラグシップスマートフォン“Xperia 1”シリーズの2023年最新モデル「Xperia 1 V」(エクスペリアワンマークファイブ)が発売されました。

今作はソニーストアでも販売開始。もちろん、ドコモオンラインショップauオンラインショップソフトバンクオンラインショップでも2023年6月16日から発売されています。

Xperia 1 Vの購入を検討していて、前作からどれぐらい進化したのか知りたい人も多いはず。そのために、この記事ではXperia 1 VとXperia 1 IVの違いをまとめて比較しています。ぜひ購入の参考にしてください。

Xperia 1 VとXperia 1 IVの違いを比較

Xperia 1 VXperia 1 IV
デザイン

Xperia 1 V

Xperia 1 IV

カラー ブラックプラチナシルバーカーキグリーン ブラックアイスホワイトパープル
材質
  • 新テクスチャーのフロスト強化ガラス
  • 平目ローレット加工のフレーム
  • フラットなフロスト強化ガラス
  • フラットなフレーム
価格と容量
  • docomo
    • 256GB:218,680円
  • au
    • 256GB:210,240円
  • SoftBank
    • 256GB:189,360円
  • ソニーストア
    • 512GB:179,300円
  • 256GB: 190,872円(docomo)
  • 256GB: 192,930円(au)
  • 256GB: 188,640円(SoftBank)
  • 512GB:512GB: 174,900円(オープン版)
大きさ 165x 71 x 8.3 mm 165 x 71 x 8.2 mm
重さ 187 g 185~7 g
ディスプレイ
  • 6.5インチ有機EL
  • 4K (1,644 x 3,840ピクセル)
  • 643ppi
  • リフレッシュレート最大120Hz
  • アスペクト比 21:9
  • Gorilla Glass Victus 2
  • HDR対応
  • 24bit フルカラー(1677万色)
  • リアルタイムHDRドライブ(HDR+ HLG)
  • 4Kアップスケーリング
  • 機能
    • X1 for mobile
    • HDRリマスター
    • クリエイターモード
    • 21:9マルチウィンドウ
    • ポップアップウィンドウ
    • 片手モード
    • サイドセンス
  • 6.5インチ有機EL
  • 4K (1,644 x 3,840ピクセル)
  • 643ppi
  • リフレッシュレート最大120Hz
  • アスペクト比 21:9
  • Gorilla Glass Victus
  • HDR対応
  • 24bit フルカラー(1677万色)
  • リアルタイムHDRドライブ(HDR10)
  • 4Kアップスケーリング
  • 機能
    • X1 for mobile
    • HDRリマスター
    • クリエイターモード
    • 21:9マルチウィンドウ
    • ポップアップウィンドウ
    • 片手モード
    • サイドセンス
メインカメラ
  • トリプルカメラ
  • 48MP 広角レンズ
    • Exmor T for mobile
    • 絞り値 ƒ/1.9
    • 視野角 ??
    • ピクセル幅 1.12µm
    • センサーサイズ 1/1.35インチ
    • 光学手ぶれ補正
    • デュアルピクセルPDAF
  • 12MP 超広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 124°
    • ピクセル幅 ??
    • センサーサイズ 1/2.5インチ
    • 0.6倍ズームアウト
  • 12MP 望遠レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.3-2.8
    • 視野角 ??
    • ピクセル幅 ??
    • 望遠光学3.5~5.2倍ズーム
    • 光学手ぶれ補正
  • 機能
    • 3D iToFセンサー
    • ZEISS T*コーティング
  • トリプルカメラ
  • 12.2MP 広角レンズ
    • Exmor RS for mobile
    • 絞り値 ƒ/1.7
    • 視野角 ??
    • ピクセル幅 1.8μm
    • センサーサイズ ??
    • 光学手ぶれ補正
  • 12.2MP 超広角レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 124°
    • ピクセル幅 ??
    • センサーサイズ ??
  • 12.2MP 望遠レンズ
    • 絞り値 ƒ/2.3-2.8
    • 視野角 ??
    • ピクセル幅 ??
    • 望遠光学3.5~5.2倍ズーム
    • 光学手ぶれ補正
  • 機能
    • 3D iToFセンサー
    • ZEISS T*コーティング
フロントカメラ
  • 12MP
    • 絞り値 ƒ/2.0
    • 視野角 ??
    • ピクセル幅 1.25µm
    • センサーサイズ 1/2.9インチ
    • 4K HDR
  • 12.2MP
    • 絞り値 ƒ/2.0
    • 視野角 78°
    • ピクセル幅 1.25μm
    • センサーサイズ ??
    • 4K HDR
写真機能
  • Photography Pro
  • 光学相当2倍ズーム??
  • RAW撮影
  • 瞳AF
  • リアルタイム瞳AF
  • リアルタイムトラッキング
  • 最高30コマ/秒のAF/AE追随高速連写
  • 最高60回/秒のAF/AE演算
  • ピクセルビニング(広角)
  • Photography Pro
  • 光学相当2倍ズーム
  • RAW撮影
  • 瞳AF
  • リアルタイム瞳AF
  • リアルタイムトラッキング
  • HDR対応 最高20コマ/秒のAF/AE追随高速連写
  • 最高60回/秒のAF/AE演算
  • ピクセルビニング
動画機能
  • メインカメラ
    • 4K:24,25,30,60,120fps
    • 1080p:30,60,120fps
  • フロントカメラ
    • 4K:30fps
    • 1080p:30,60fps
  • Videography Pro
  • オブジェクトトラッキング
  • 瞳AF
  • 4K 120fps
  • FlawlessEye対応のハイブリッド手ブレ補正
  • 広いダイナミックレンジモード
  • Cinematography Pro
  • S-Cinetone for mobile
  • クリエイティブルック
  • 商品レビュー
  • メインカメラ
    • 4K:24,25,30,60,120fps
    • 1080p:30,60,120fps
  • フロントカメラ
    • 4K:30fps
    • 1080p:30,60fps
  • Videography Pro
  • オブジェクトトラッキング
  • 瞳AF
  • 4K 120fps
  • FlawlessEye対応のハイブリッド手ブレ補正
  • 広いダイナミックレンジモード
  • Cinematography Pro
  • S-Cinetone for mobile
  • クリエイティブルック
  • 商品レビュー
チップ Snapdragon 8 Gen 2 Snapdragon 8 Gen 1
メモリ
  • 12GB(キャリア版)
  • 16GB(オープン版)
  • 12GB
  • 16GB(オープン版)
電池持ち
  • バッテリー容量:5,000mAh
  • 30分で50%の充電
  • バッテリー容量:5,000mAh
  • 30分で50%の充電
ワイヤレス充電
  • Qi充電器:○
  • バッテリーシェア
  • Qi充電器:○
  • バッテリーシェア
5G ミリ波・Sub6 ミリ波・Sub6
SIM
  • nanoSIM
  • eSIM
  • nanoSIM
  • eSIM
Wi-Fi
  • Wi-Fi 6E
  • 802.11 a/b/g/n/ac/ax
  • Wi-Fi 6E
  • 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.3 5.2
FeliCa
防水・防じん IP68 IP68
USB Type-C 3.2 3.2
生体認証
  • 側面指紋認証
  • 顔認証
  • 側面指紋認証
  • 顔認証
microSD microSD(最大1TB) microSD(最大1TB)

価格を比較

Xperia 1 Vはソニーストアで購入できるモデルとドコモ、au、ソフトバンクから購入できるモデルがあります。

docomo:Xperia 1 Vの価格

ドコモオンラインショップの機種代金は218,680円です。

23か月目に「いつでもカエドキプログラム」を利用して端末を返却すると、残価設定額の80,520円の支払いが不要になります。

docomo256GB512GB
機種代金218,680円販売なし
負担金▼23ヶ月目に返却138,160円毎月の支払額6,006円/月販売なし

au:Xperia 1 Vの価格

auオンラインショップの機種代金は210,240円です。

新規契約で11,000円、のりかえで22,000円、機種変更でも「5G機種変更おトク割」によって5,500円の割引が適用されます。

さらに「スマホトクするプログラム」の特典を利用すると76,840円の支払いが不要になります。

スマホトクするプログラムは24回の分割で対象機種を購入し、13〜25ヶ月目までに端末を返却すると、残価として設定された最終回分の支払いが不要になる端末購入サポートプログラムです。

au
機種代金210,240円
負担金スマホ返却で133,400円毎月の支払額5,800円/月

ソフトバンク:Xperia 1 Vの価格

ソフトバンクオンラインショップの機種代金は189,360円です。

48回払いで購入して25ヶ月目に端末を返却すると、端末購入プログラム「新トクするサポート」によって89,520円の支払いが不要になります。

なお、ソフトバンクでは強力な送風によって端末を全方向から冷却して熱を冷やすことでパフォーマンスの低下を防止するゲーミングデバイス「Xperia Streaming」が付属されるゲーミングエディションも販売されています。

SoftBank256GB512GB
機種代金189,360円販売なし
負担金スマホ返却で99,840円毎月の支払額4,160円/月販売なし

ソニーストア:Xperia 1 Vの価格

ソニーストアで販売される512GB/16GBモデルの販売価格は179,300円です。

一括支払い以外にも初回5,700円、それ以降月額5,400円で購入できる36回分割が選べます。また、残価額48,000円を差し引いた146,700円を24回で分割した初回6,400円、それ以降月額6,100円で購入できる残価設定も選べます。

デザインを比較

どちらもフラットな同じデザインをベースにしています。重さや大きさもほぼ同じ。

ツルツルしたガラスを採用するなどフルフラットなXperia 1 IVに対して、機能性触覚デザインを採用したXperia 1 Vは独自開発のきめ細やかなテクスチャーを施したフロスト強化ガラスを採用しています。

独自開発のきめ細やかなテクスチャーを施したフロスト強化ガラス
独自開発のきめ細やかなテクスチャーを施したフロスト強化ガラス

独自のテクスチャーによるザラザラとした質感によってグリップ力が向上。フレームにもローレット加工が施されるなど、滑りにくく持ちやすいため、カメラでの撮影時や長時間ゲーム、動画視聴時も快適に使用できます。

カラーはブラック、プラチナシルバー、カーキグリーンの3色。カーキグリーンはソニーストアモデルのみ取り扱いがあり、auではプラチナシルバーをオンラインショップ限定で販売します。

Xperia 1 Vのカラーラインナップ
Xperia 1 Vのカラーラインナップ

カメラを比較

カメラを比較

最も大きく進化したのはカメラです。

Xperia 1 Vの広角レンズには、世界初の2層トランジスタ画素積層型イメージセンサーを搭載し、Xperia 1 IVに比べて1.7倍も大きくなったイメージセンサーを搭載することで光の取り込み量が増え、ノイズを効果的に抑えるなど低照度性能が約2倍に向上しています。

画素数は12.2MPから48MPの約4倍にアップ。4つの画素を1つに束ねることで光の取り込み量を増やしノイズを低減、オートフォーカス性能も強化されたことで、低照度における耐ノイズ性能とダイナミックレンジはフルサイズのセンサーを搭載したデジカメ並みの撮影が可能です。

1.7倍も大きくなった新しいイメージセンサー
1.7倍も大きくなった新しいイメージセンサー

また、センサーサイズの大型化やAIの強化によって高精度なオートフォーカスとホワイトバランス調整を実現したことで3D iToFセンサーが廃止に。もちろんセンサーがなくても十分な精度が保てるようになったからこそ廃止になりました。AF/AE追随高速連写は最高20コマ/秒から最高30コマ/秒に向上しています。

動画では、センサーのアスペクト比が4:3から横に少し広い4.3:3に変更されていて、動画における使用領域が20%向上。

新機能では、瞳AFが邪魔になってしまう商品紹介などの動画を撮る際に、瞳AFをキャンセルして商品にピントを合わせる便利な「商品レビュー」モードを搭載し、カラーグレーディングしなくても肌の質感を綺麗に描写する「S-Cinetone for mobile」や撮影後の処理ではなく撮影時に色味を変えられるプリセット「Creative Look」、ピントが合った箇所に色をつけるピーキング表示、Sonyのαカメラと接続してXperia 1 Vのディスプレイをファインダーにしつつ撮影データをXperia 1 Vに保存する連携機能にも対応。

なお、Photography ProとVideography Proといったカメラアプリが待望の縦画面表示に対応しています。

Snapdragon 8 Gen 2

Xperia 1 Vには、Xperia史上最速CPUを謳う「Snapdragon 8 Gen 2」が搭載されています。

性能よりも気になるのは発熱です。

前作のXperia 1 IVは発熱が酷くカメラが頻繁に強制終了していましたが、Xperia 1 Vではカメラ動作時の消費電力を約20%改善し、熱拡散シートの体積を約60%拡大したことで消費電力の改善と放熱性の向上に成功。

ソニーは高いパフォーマンス性能と持続性を両立して、発熱を抑制しながら長時間の撮影などを可能にすると説明しています。

実際に複数の海外メディアが先行レビューにて発熱の大幅な改善を報告していて期待して良さそうです。

約60%体積が拡大した熱拡散シートを搭載
約60%体積が拡大した熱拡散シートを搭載

電池持ちの違いを比較

バッテリー容量はどちらも5000mAhです。Xperia 1 Vでは、CPUの電力効率が40%も改善されていることから消費電力と電池持ちはXperia 1 Vが優れているはず。

実際に1ヶ月ほど使用してみましたが電池持ちに不満なし。かなり優秀と評価できます

バッテリー容量は5000mAh
バッテリー容量は5000mAh

バッテリーの充電は30W急速充電対応ACアダプター使用すると30分で50%までの充電が可能な有線充電とワイヤレス充電に対応。

背面にフルワイヤレスイヤホンなどQi対応の製品を乗せてバッテリーをシェアできるおすそわけ充電にも対応しています。

まとめ:最大の問題だった発熱は解消

Xperia 1 IVはカメラ専用機と同じ構造を採用することで3.5倍〜5.2倍までを綺麗にズームできる望遠レンズに魅力を感じた一方で、発熱が酷く夏場はまともにカメラを使用できない状態でした。

消費電力が改善されたチップセットと60%も拡大した熱拡散シートによって長時間の撮影が可能になるなど、発熱問題は解消されています。その上で新しいカメラセンサーを採用して大幅に画質が向上し、カメラ機能も充実化するなど、カメラ体験も向上しました。

悩ましいのはキャリア版の256GB/12GBモデルを購入するか、ソニーストアで512GB/16GBモデルを購入するかでしょう。

ソニーストア版はメモリとストレージの容量が大きい一方で、5Gのミリ波には非対応。キャリア版に比べると発売日も遅いです。一方、キャリア版では端末を返却するかわりに負担が大きく軽減される端末購入サポートや下取りプログラムを利用して購入できます。

Xperia 1 IIIを利用している人はもちろん、下取り等を利用するのであれば、発熱に問題のあったXperia 1 IVの下取り額が下落する前に早々に手放してXperia 1 Vに買い替えるのもアリではないでしょうか。

Xperia 1 V
Xperia 1 V¥ 179,300背面と側面に新しい感触のボディ。スマホ画質に革新をもたらす新世代センサーを搭載したカメラを搭載。夕焼けや夜景をディテール豊かに表現し、人肌も自然かつなめらかに写し出す。画質劣化のない、シームレスな光学ズームレンズも。Xperia史上最速CPUを搭載し優れた発熱管理で高いパフォーマンスが持続しますレビュー記事を読む
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