GoogleとAmazonが和解。Fire TVにYouTubeアプリ復活。プライムビデオはChromecast対応
4月19日、AmazonとGoogleが共同でプレスリリースを配信し、今後数ヶ月のうちにAmazonのストリーミングデバイス「Fire TV」向けにYouTube公式アプリが再配信され、Googleのストリーミングデバイス「Chromecast」でプライムビデオが視聴可能になると発表した。
両社は約5年にわたって対立していたがようやく和解に至ったようだ。
Amazonで「Chromecast」の販売が再開される可能性も
AmazonとGoogleが対立したキッカケは2014年にAmazonがFire TVを販売すると同時にChromecastの販売を停止したこと。AmazonはGoogle Homeなどの競合製品を一切取り扱わず、Chromecastでプライムビデオが視聴できないようにしていた。
徹底的に競合製品を締め出すAmazonの方針にGoogleは我慢の限界を迎えたのか、ついに2018年1月にFire TV向けのYouTube公式アプリを非公開にした。
ようやく和解したことで約1年以上ぶりにFire TVにYouTube公式アプリが戻ってくる。今年1月に発売されたばかりの「Fire TV Stick(2019)」なら60fpsのなめらかな映像が楽しめるほか、「Fire TV 4K Stick」なら4K HDRの美しい映像が視聴可能だ。ChromecastやChromecast built-inデバイス、Android TVではAmazonプライム・ビデオが視聴可能になる。
また、今年中にはFire TV向けにYouTube TV(日本未提供)や子ども向けのコンテンツのみ楽しめるYouTube Kidsアプリも配信されるとのこと。
一足先にAmazonと和解したAppleはAmazon.comで「Apple TV」の販売を再開した。近いうちに「Chromecast」の販売も再開されるかもしれない。
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