904iシリーズが本日発表されました。各端末の発売日は「5月~5月発売予定」と同時に発表されています。
その904iシリーズの発売に合わせて開始されるサービスが「2in1」、「うた・ホーダイ」、「直感ゲーム」の3つ。
さらに詳細。2in1については誤って解釈しないように注意です。
メールアドレス、電話番号が2つずつ所持できる「2in1」
■2in1とは。
「2in1」は、月額945円を支払うことで端末1台で2回線分の契約をできるサービス。Aモードの電話番号とメールアドレスはビジネス用、Bモードの電話番号とメールアドレスはプライベート用などと言った使い分けが可能。
「2回線分の契約」というのは、電話番号とメールアドレスを2つずつ持つことができ、電話帳なども電話番号ごとに切り替えて利用できるというもの。ここで注意しなければならないのはBモードのメールアドレスはwebメールで確認しなければならない。Bモードにメールが届いた場合にはAモードのメールアドレスに通知メールが送信されるので確認漏れを防ぐことができる。
■2in1を契約するメリット
2in1を契約する最大のメリットは自由自在の使い分け。Aモードはビジネス用。Bモードはプライベート用などといった使い分けが可能。ビジネスパーソンやカードの会員になる再に必要になる電話番号を記入するのに抵抗がある女性などにとてもメリットのあるサービスとなっている。
■他社で使っている番号をそのまま使える。
現在、ドコモの端末を2台契約しているユーザーは2in1を契約することで電話番号を1台に集約することが可能。ただし、A回線は機種変更扱いで継続して利用できるものの、B回線にする電話番号は、手続き上いったん解約する必要がある。経年割引などはすべて解除され、いちねん割引に加入している場合には更新月以外にこの作業を行う場合は契約解除料も発生するので注意が必要。
なお、新たに取得する電話番号はナンバーポータビリティを利用すれば他社で使っている電話番号も2in1で使用することが可能。
■Bモードの契約料金
Bモードの契約価格はAモードに準ずるため2台分の契約料金が発生するわけではない。
■2in1契約の際の明細書。
AモードとBモードとの明細を別に表示することが可能。
eビリングを使用すると片方をオンラインで通知、もう一方を郵送で通知することができる。
■2in1の注意
Bモード時には、プッシュトークやSMSの送信は不可。さらに国際ローミングはAモードのみに対応している。
ドコモは「ネットワークと端末をシンクロさせる必要があるこの機能は他社はなかなか真似できないと思う、少なくとも1~2ヶ月では無理だろう。」とコメントしている。
定額制で音楽が楽しめる「うた・ホーダイ」
■うた・ホーダイとは。
「うた・ホーダイ」は、定額制で音楽が端末に取りこめるサービス。パソコンを介することなく端末に音楽をダウンロードすることが可能。配信される曲は3GPP形式で、WMA形式のデータとミックスした楽曲リストで再生できる
ナップスターが運営する「Napster」(月額1980円)の他「うたUSENフル」、「FARMIXフル取り放題(仮)」、「クラシックエッセンスValue(仮)」など8サイトでの対応が決定している。
なお、うた・ホーダイでダウンロードした曲は着信音に設定できない。
ちなみに、「Napster」を月額1980円で契約するとパソコンで利用しても携帯電話で利用しても月額1980円で利用できる。
Wiiのような「直感ゲーム」
■直感ゲームとは。
モーションセンサー対応端末(D904i、P904i、SH904i)で利用できるサービス。
携帯電話を振ったり、傾けることで操作できる。
直感ゲームは各コンテンツプロバイダから提供され、現時点で68種類のコンテンツが用意されているという。