「ATOK for iOS」のユーザー辞書に単語を登録する方法を書きましたが、1個、1個、ちまちま登録するのは正直メンドクサイですよね。
また、PCではATOKではなく、Google日本語入力を使っている人もかなり多いと思います。そんな僕のような人のために、Google日本語入力の単語を一括で登録する方法を書いておきます。
Google日本語入力の単語を「ATOK for iOS」の辞書ファイルに登録する
まずは、PCからGoogle日本語入力のユーザー辞書を抽出しましょう。Macならメニューバーをクリックして「辞書ツール」をクリックしましょう。
すると、以下のような画面が起動するので、左のバーから「ATOK for iOS」に登録したい辞書を選択します。
次に画面左上の「管理」ボタンをクリックして、「選択した辞書をエクスポート」を選んでテキストファイルを好きなところに保存します。
今度は「ATOK for iOS」をインストールしたiPhoneをPCに接続後、iTunesを起動して、画面右上の「iPhone」をクリックしましょう。
「App」タブをクリックして、下にスクロールすると「ファイル共有」が表示されるので「ATOK」→「user_word.txt」→「保存先」とクリックしましょう。ATOKが表示されない場合は一度同期をかけると表示されるはずです。
「user_word.txt」はGoogle日本語入力の辞書を保存した場所と同じ場所に保存しておけば良いでしょう。
まずは、Google日本語入力の辞書ファイルを開きます。
Google日本語入力の辞書ファイルを「ATOK for iOS」の辞書ファイルの形式と合わせるために、行末にあるタブを「*(アスタリスク)」に変換します。
正規表現が使えるなら検索に「t$」を入力して、置換に「*」を入力すればOKです。
変換後のファイルはこうなるはず。まぁ、行末がタブから「*(アスタリスク)」に変わっただけです。
次に「ATOK for iOS」の辞書ファイルを開いて、変換したGoogle日本語入力の単語を貼り付けて、ファイル名は変えずに「user_word.txt」という名前で保存しましょう。
あとは、「user_word.txt」をiTunes上にドラッグ&ドロップすればOK
「ATOK for iOS」から辞書を一括登録する!
今度はiPhoneから「ATOK for iOS」を起動して「ツール」→「一括処理」と進みます。「一括出力ファイルの読み込み」をタップ後、再度「一覧出力ファイルの読み込み」をタップします。
このような画面が表示されれば登録は完了です!
ということで、かなり大掛かりですが、1個ずつちまちま登録するよりはだいぶマシだと思います。お試しあれ!
ちなみに、PC版ATOKに登録した辞書を「ATOK for iOS」に登録する方法はこちらで書かれています。
ATOK for iOS
価格:¥1,500(記事投稿時)
カテゴリ:ユーティリティ, 仕事効率化
アプリの評価:
カテゴリ:ユーティリティ, 仕事効率化
アプリの評価:
コメントを残す