アップルが昨年発売したiPhone 6s/6s Plusの発売直後にプロセッサの製造メーカーによって「処理性能」と「バッテリー性能」に大きな差があるとして話題になりました。
その後、アップルが公式にコメントを発表。性能差は認めたものの、バッテリーの性能差はわずか2〜3%程度として、問題が終息しました。
しかし、次期iPhone 7のプロセッサ製造は、TSMCが独占的に供給すると報じられています。
iPhone 7のプロセッサ製造は台湾TSMCが独占供給か
韓国のThe Electronic Timesが複数の業界関係者から得た情報として、台湾のTSMCがiPhone 7に搭載される「A10」プロセッサを単独で製造・供給すると伝えています。
台湾TSMCがサムスン電子を抜いて、AppleのiPhone 7に入る10ナノアプリケーション・プロセッサ(AP)を単独生産する。サムスン電子は、工場稼働率の低下を防ぐための緊急体制に突入した。(Google翻訳)
引用元:애플, 아이폰7용 AP 전량 TSMC에 맡겼다… 삼성 `초비상` – 대한민국 IT포털의 중심! 이티뉴스
2年前に発売されたiPhone 6/6 PlusのプロセッサはTSMCが独占的に供給しており(30%をサムスンが供給しているとの報道もあるようですが真相は不明)、元の供給体制に戻ることになります。
アップルは大きな性能差を認めなかったものの、世界中で問題視されたことでユーザーは不信感を強くしました。公表している仕様に沿っていようが、沿っていまいが、多少の個体差でも大きな騒動につながってしまうため、よりカンタンで、安全に解決できる策として実績のあるTSMC一社に独占供給させることにしたのかもしれません。
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