今年発売が噂されている「Apple Watch Series 3」ではデザインが大幅刷新されると報じられたが、実績あるアナリストはこの噂を否定した。
発売日については「iPhone 8」との同時発売ではなく、10月以降になるとの情報もあるようだ。
「Apple Watch Series 3」にeSIM採用か
9to5MacがKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏のレポートによると「Apple Watch Series 3」においてデザインの大きな変更はないと報じた。音声・データ通信機能については、4G/LTEに対応する一方で3Gはサポートしないと報告している。
「Apple Watch Series 3」が4G/LTEに対応すれば、当然、電池の消費量は増える。現在の電池持ちを維持するにはバッテリーを増量する必要があるほか、SIMカードを挿入するためにデザインが変更されると予測していたがそうはならないようだ。同氏によれば電池消費量が低く、小型のチップとeSIMを搭載するとのこと。小型チップと内蔵型で入れ替えが不要なeSIMの採用によってバッテリーを増量するのかもしれない。
3Gをサポートしないことで音声通話の機能がFaceTimeやSkype、VoLTEなど限定的になる可能性がある。Apple Watchでの音声通話はワイヤレスイヤホン「AirPods」(レビュー記事)などを使った利用シーンもあるが、音声通話が無くても困ることはなく、データ専用にすることで電池消費量が抑えられるメリットの方が大きい。
今年中と報じられていた「Apple Watch Series 3」の発売日についてはDigiTimesなど複数が2017年第4四半期に出荷されると報じていることから10月〜12月になる可能性が高い。「iPhone 8」は9月発売と見られているが、今年は同時発売にならないかもしれない。
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