Googleが「Google翻訳」アプリの最新版をAppStoreとGoogle Playストアで公開し、リアルタイムカメラ翻訳でようやく英語⇔日本語の翻訳が利用できるようになりました。
リアルタイムカメラ翻訳は街にある案内板やメニューなどをスマートフォンのカメラで写すことで瞬時に翻訳できる機能です。
リアルタイムカメラ翻訳がようやく日本語に対応。翻訳精度・読み取り精度はイマイチ
2015年1月にリリースされた「リアルタイムカメラ翻訳」は、当初、英語⇔フランス語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語の翻訳が利用できましたが、本日配信されたアップデートでようやく英語⇔日本語の翻訳に対応しました。
「リアルタイムカメラ翻訳」は、テキスト入力欄の左下に表示されるカメラアイコンをタップしてカメラを起動したあと、翻訳したい文字や文章を[ここにテキストを合わせます]に合わせると翻訳されます。
実際に「リアルタイムカメラ翻訳」を利用してみたところ、街の案内板やお店のメニューなど機械的な文字はスムーズに読み取って翻訳されましたが、手書きの文字はほとんど読み取ることができませんでした。
また、翻訳精度を通常の手入力翻訳と「リアルタイムカメラ翻訳」で比較したところ手入力翻訳の精度が高いことが確認できました。リアルタイムカメラ翻訳は翻訳スピードが重要視され、翻訳精度が低く設定されていることが原因のようです。
スマートフォンのカメラを使って高精度な翻訳機能を利用したい場合は「カメラモード」翻訳を利用しましょう。カメラモード翻訳は、カメラを起動したあと、シャッターボタンをタップすると利用できます。
コメントを残す