ここ数日で急速に注目を集めている「Mastodon(マストドン)」
他人のアカウントをフォローして文字数が制限された短文のメッセージを公開・共有するなどTwitterによく似たSNSですが、文字数の制限が500文字であることや広告が表示されない、タイムラインが時系列順、投稿ごとに公開範囲を細かく設定できる、といった特徴があります。
この記事ではマストドンに対応したアプリとアプリの使い方、設定方法を紹介します。
iPhone/iPad/iPod touchで使えるマストドンアプリ「Amaroq for Mastodon」
現時点でマストドンの公式アプリはなくサードパーティ製のアプリが利用できます。AppStoreで公開されているのは「Amaroq for Mastodon」でiOS 9以降のiPhone、iPad、iPod touchで利用できます。
「Amaroq for Mastodon」の使い方と設定方法
「Amaroq for Mastodon」のダウンロードが完了したらアプリを起動します。
インスタンスの登録画面が表示されるので利用したいインスタンスのドメインを入力します。日本で最もポピュラーになっているのは「mstdn.jp」です。
ドメインを入力後、「LOG IN」ボタンをタップしましょう。
インスタンスの登録が完了したらログイン画面が表示されるのでメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をタップします。
“Amaroqは通知を送信します。よろしいですか?”といった通知が表示されるので「許可」を選択します。
ログインが完了すると、フォローしたアカウントのトゥートが表示される「Home」画面が表示されます。
「Local」には、アカウントを登録したインスタンスに投稿されたトゥートが表示され(ローカルタイムライン)、「Federated」には、アカウントを登録したインスタンスと繋がっているインスタンスのトゥートも表示されます(連合タイムライン)。
Androidで使えるマストドンアプリ「Tusky」
Androidにもマストドンの公式アプリはなくサードパーティ製のアプリが利用できます。Google Playストアではいくつかのアプリが公開されていますが、最も評価が高いのは「Tusky」です。
「Tusky」の使い方と設定方法
「Tusky」のダウンロードが完了したらアプリを起動します。
インスタンスの登録画面が表示されるので利用したいインスタンスのドメインを入力します。日本で最も人気のあるインスタンスは「mstdn.jp」です。
ドメインを入力後、「LOGIN WITH MASTODON」をタップします。
ブラウザが起動するのでマストドンに登録したアカウントのメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をタップします。
既にブラウザでマストドンにログインしている場合は認証画面が表示されるので「承認」を選択します。
ブラウザでログインしていない場合はログイン画面が表示されるのでログイン後、再度インスタンスの登録を行ってください。
ログインが完了すると、ホーム画面が表示されます。
アカウントを登録したインスタンスのフィード(ローカルタイムライン)を表示するには、右から2番目のアイコンを、アカウントを登録したインスタンスと繋がっているフィード(連合タイムライン)を表示するには右端のアイコンをタップします。
テーマをダークテーマからライトテーマに変更する
デフォルトでは背景が暗い色に設定されたダークテーマになっていますが、明るい色のライトテーマに変更することもできます。
まずは左上の「≡」をタップします。
続いて「Preferences」を選択します。
「Use the Light Theme」にチェックを入れると、ライトテーマで利用できます。
まるでアプリのように使える「PWA」にも対応
マストドンはPWAにも対応しています。PWAはTwitter Liteにも採用されているウェブをアプリ化するプロジェクトで面倒なアプリのダウンロードや設定を必要とせずにアプリのように使うことができます。
PWAを利用するにはAndroid版のChromeでマストドンにログインして右上の「︙」をタップします。
続けて「ホーム画面に追加」を選択します。
確認画面が表示されるので「追加」をタップすると、ホーム画面にマストドンのアイコンが追加されます。
日本語に対応していてウェブのデザイン・インターフェースで利用できるため使いやすいといった特徴があります。
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