iOSの登場以来、9年間もロック画面の解除方法は変わらず「スライドでロック解除」でしたが、過去最大のアップデートとなった「iOS 10」では、画面ロックの解除方法が「ホームボタンを押してロック解除」に変更されました。
9年間も変わっていなかったものが変更されたことでカンタンに慣れることができない人もいるはず。
iOS 9のように戻すことはできませんが、「ホームボタンを押してロック解除」をオフにすることができます。
「ホームボタンを押してロック解除」を「指を当てて開く」に変更
「ホームボタンを押してロック解除」を変更するには、設定から「一般」→「アクセシビリティ」→「ホームボタン」に進みます。
「指を当てて開く」をオンにすると、ホームボタンを押さずにロックを解除することができます。
「スライドでロック解除」は廃止、パスコードと指紋認証の併用も不可
iOS 10で「スライドでロック解除」が廃止されたので、以前の解除方法に戻すことはできません。
さらに、パスコードと指紋認証の同時利用も不可になりました。パスコードでロック解除を利用するには指紋認証でのロック解除をオフにする必要があります。
指紋認証に連続で失敗した時のみパスコードが要求される
なお、指紋認証でのロック解除をオフにすると、強制的に「ホームボタンを押してロック解除」が有効になります。指紋認証が利用できないiPhone 5 / 5cではデフォルトになっているため、「ホームボタンが壊れたら解除ができなくなる!」との不満の声もあるようです。
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