Appleが開発している次期「iOS 10.3」に新機能「シアターモード」が搭載され、コントロールセンターにポップコーン型のアイコンが追加されるとSonny Dickson氏が伝えています。
「iOS 10.3」に追加されると噂の「シアターモード」とは?
新機能「シアターモード」の詳細については明らかにされていませんが、9to5Macが本人に詳細を確認したところ、以前噂されていた「ダークモード」の強化バージョンの可能性があるとしています。
iOS 10.3 to feature a new Theatre mode – will include a new popcorn-shaped Control Center icon.
— Sonny Dickson (@SonnyDickson) 2016年12月30日
具体的な内容については触れられていませんが、「シアターモード」の名前とポップコーンのアイコンから連想するのであれば、映画館に最適化されたマナーモードになるのかもしれません。映画館では電源をオフにすることを求められますが、マナーモードや機内モードで済ませている人も多いはず。
シアターモードは着信音やバイブレーション、アラーム音をオフにしたり、ディスプレイの明るさを限界まで下げて固定するなど、映画館で電源をオフにしなくても周りの迷惑にならないような新しいマナーモードになるのかもしれません。前述したとおり「シアターモード」のアイコンがコントロールセンターに追加されるとのことでワンタップで簡単にシアターモードをオンにできるはずです。
再起動が遅く、手首の傾きで画面がオンになるApple Watchはシアターモードが役に立ちそうですが、iPhoneの場合は機内モードやマナーモードで十分です。
個人的には「夜間モード」に期待です。Twitterなどが独自で実装する夜間モードをiOSの標準機能に取り込み、開発者にAPIを解放。スイッチひとつで対応アプリの夜間モードを一括でオンにしたり、「NightShift」と同じように時間に応じて自動でオンにできれば就寝前や途中起きた時のメールチェックなども眼を覚ましにくく便利に使えそうです。
Sonny Dickson氏によれば「iOS 10.3」のコードネームはErieで2017年1月10日にもベータ版が提供されるとのこと。例年どおりであれば、3月に開催されるスペシャルイベントで発表され、イベント後に正式配信されるものと思われます。
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