アップルが、WWDC2016でApple Watch向けの次期OS「watch OS3」を先行発表しました。
先行発表ながら説明に約30分を所有するなど、大規模なアップデートで今秋配信されます。watch OSの新機能と変更点をまとめてみました。
1.複数のウォッチフェイスを楽しめる「Switching Watch faces」
従来のApple Watchでは、ウォッチフェイスを1種類しか選択できませんでしたが、watch OS3では、複数のウォッチフェイスを選択することができます。
スマートウォッチのApple Watchでは、時間や日付だけではなく、運動量も素早く確認したいわけですが、ウォッチフェイスをスワイプすることでフェイスを切り替えることができます。
2.アプリケーションをカンタンに起動できる「Dock」
Apple Watchの小さいディスプレイでアプリケーションを選択するのは苦行でしかありません。特に運動後など指が湿っているとうまく動かないわけですが、watch OS3ではサイドボタンを押すとアプリケーションが一覧表示されるDock機能が搭載されることで操作性が大きく改善されます。
また、watch OS3ではアプリの起動が7倍高速化されるとのことで、アプリケーションの利用機会が増えそうです。
3.コントロールセンター
iOSで利用できるコントロールセンターがwatch OSにも導入されます。
4.手書き入力
Apple Watchのディスプレイで手書き入力が可能になります。対応言語は英語と中国語とのこと。日本語対応は不明です。
5.緊急連絡
Apple Watchのサイドボタンを押し続けると、警察や消防署への緊急連絡や救急搬送された時に医療関係者に伝えておきたい情報を確認することが可能になります。
緊急連絡の番号は世界各国で異なりますが、Apple Watchが自動で緊急連絡先を検出して連絡するので、海外旅行で被害にあった時も便利に利用できます。
6.アクティビティ(運動記録)のシェアが可能に
Apple Watchで記録したアクティビティを友だちとシェアできるようになります。
シェアされたアクティビティはソートすることも可能。シェアされたアクティビティはテキストや音声で反応することもできます。
7.車イスに対応
アクティビティ機能が車イスに対応します。タイヤを動かす軌道を検出するために車イス教会と協力して運動パターンを解析したとのこと。
また、Apple Watchには一定時間ごとに立つことを進めるスタンド機能が備わっていますが、車イスユーザーは車イスを動かす時間に変更されます。
8.ブリーズ
watch OS3で新機能「ブリーズ(深呼吸)」に対応します。医療界では健康状態や精神状態を改善するために深呼吸が推奨されているそうです。
スタンド機能のように定期的に深呼吸を促す。深呼吸のリズムとペースを画面のエフェクトとTaptic Engineで指示。
ブリーズが完了すると、心拍数などの結果が表示されます。
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