日本マイクロソフトは、プレス向けのイベント「Windows 10 Partner Device Media Briefing」を開催。
イベントでは、この秋から発売される Windows 10を搭載するデバイスが紹介され、VAIOやフリーテル、マウスコンピューターなど6社がWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォン開発するパートナーとして紹介されました。
Windows 10 Mobile、日本国内では格安スマホが主戦場となるか
マイクロソフトがWindows 10 Mobile搭載スマホの開発パートナーとして発表されたのはVAIOやフリーテル、マウスコンピューター、Acer、サードウェーブ、NuAnsの6社。
日本において Windows 10 Mobile を搭載したスマートフォンデバイスの開発を表明した 6社を発表しました #Windows10devices pic.twitter.com/aCT2lDmBmo
— 日本マイクロソフト株式会社 広報 (@mskkpr) 2015, 10月 14
日本国内では、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製の「Windows Phone IS12T」が2011年に発売されて以降、今年まで約4年間新製品が発売されることはありませんでした。
そんな中、マウスコンピューターがWindows 8.1 Mobileを搭載した「MADOSMA」を今年6月に発売。Windwos 10へのアップデートは未定となっているものの「前向きに検討したい」としています。
同社はWindows 10 Mobileを搭載した新製品を企画中であることも明らかにしており、発表時期は「Windows 10 Mobileがリリースされるタイミング」と案内が出ていることから近いうちに何らかの発表があるかもしれません。
フリーテルはWindows 10を搭載する格安スマホを2機種投入予定です。機種名は「KATANA 01」と「KATANA 02」で、それぞれ19,800円、29,800円で発売となることが明らかにされています。
発売時期については明らかにされていないものの、Windows 10 Mobileがリリースされてから「最速のタイミング」「他社より遅れて出すことはない」としていることからこちらも近いうちに正式な発表があるものと思われます。
さらに、サードウェーブはWindows 10 Mobile搭載のスマートフォンを2015年後半の発売に向けて開発中であることを今年9月に発表。SIMロックフリーのLTE対応端末を投入する予定としてます。
Lumiaシリーズの日本発売は未定
今回の発表では、すでに開発を表明していたマウスコンピューターとフリーテル、サードウェーブの3社に加えて新たにVAIOやAcer、NuAnsの3社が加わる形になりました。開発パートナーの6社は主にMVNO――いわゆる格安スマホを主戦場とするメーカーとなっており、ドコモやau、ソフトバンクといったMNOからの投入はまだ先となるかもしれません。
なお、マイクロソフトの自社ブランド「Lumia」の日本発売は未定で当面はサードパーティに注力するとのこと。
コメントを残す