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ポケモンGOが、品質の悪さを理由にアップデートで削除し、現在改善中の「近くにいるポケモン」機能をテスト目的として地域限定で配信をスタートしたとを発表しました。
改善版の「近くにいるポケモン」、米の複数地域でテスト配信スタート
ポケモンGOは米版のTwitter公式アカウントにて、アリゾナ州の一部、ワシントン州のシアトル地域、サンフランシスコ・ベイエリア全域(これまではサンフランシスコのみ)で「近くにいるポケモン」機能の提供を開始したと発表しています。
Trainers in parts of Arizona, the Seattle area of Washington state, and the rest of the SF Bay area can now test the Nearby Pokémon feature.
— Pokémon GO (@PokemonGoApp) 2016年11月5日
「近くにいるポケモン」機能は、ポケモンGOの配信当初に実装されていたものの、品質の悪さを理由に同機能に内包されていた「足あと機能」が削除されました。さらに、その後「近くにいるポケモン」自体が削除され、現在は機能改善を行うと報告され、一部のユーザーで同機能が使える状態でした。
.@PokemonGoApp / @PokeVisionGo / @YangCLiu HERE IS A VIDEO FOR THOSE ASKING. 🙂 pic.twitter.com/wivcskufdV
— Jackson Palmer (@ummjackson) 2016年8月9日
これからはテスト範囲を徐々に広げていき、正式配信へとつなげていくのかもしれません。一方で日本の公式アカウントからテスト配信の案内はまだありません。
日本では不正ツールを利用して特定の場所に人が集中し、最終的には警察まで出動して大きな問題になりました。「近くにいるポケモン」は不正ツールを半ば公式ツールとして取り込むような動きであるため、日本への導入には慎重にならざるをえないのかもしれません。