歩きスマホ防止、ボタン1つでポケモンとアイテムをゲットできるポケモンマスター必須デバイス「Pokémon GO Plus(ポケモンゴープラス)」をレビュー
デザイン
「Pokémon GO Plus」のデザインとカラーはモンスターボールをベースにしたもの。完全な円形のモンスターボール型だと大人は敬遠しそうですが、少しデザインを変えることで大人が使っても恥ずかしくないデザインになっているような気がします。
また、公式サイトでは腕に装着しているイメージが多くなっていますが、購入当初はベルトやポケットに装着できるクリップ型になっていて、腕に装着する場合は付属の専用バンドに取り替える必要があります。カンタンに取り替えられるわけではなく、ドライバーが必要。親子でのコミュニケーションを考えてのことでしょうか、または初代のポケモン世代がそれなりに大人になっていることを考えてのことかもしれません。
ポケットやベルトに挟んで持ち歩き。ストラップの装着も
キッズはまだしも大人が「Pokémon GO Plus」を腕時計のように付けたり、ポケットに付けて携帯するのが恥ずかしい、、、という人もいるかと思います。そんな時に利用したいのがクリップに付いているストラップホール。
ストラップを「Pokémon GO Plus」に付けて、キーケースやスマートフォン本体、スマートフォンの保護ケースに取り付けて持ち運ぶと、少しは恥ずかしさが薄れるかもしれません。
振動と光でポケモンとアイテムを発見、通知でゲット結果を確認
ポケモンとアイテムを発見すると、「Pokémon GO Plus」が振動しつつ、中央のボタンに内蔵されたLEDが点滅してお知らせしてくれます。
「Pokémon GO Plus」が青色に光った時はアイテムを回収できる「ポケストップ」を発見した時。緑色に光った時はゲット済みのポケモンを発見した時。ゲットしていないポケモンは黄色で点滅します。
点滅後にボタンを押すと、ポケモン・アイテムのゲットして成功すれば七色に光り、逆に失敗すると赤色に光って知らせてくれます。
振動もただ振動するだけではなく、振動回数と振動時間を組み合わせた「振動パターン」でアイテムのゲット数やポケモンのゲットに成功したかを判断できますが、実際に利用してみるとわかりづらいです
スマートウォッチでわかりやすい通知をゲット
ポケモンをゲットできたかは光と振動でお知らせしてくれますが、わかりづらい。かと言って結果をスマートフォンで確認してたら「Pokémon GO Plus」の意味がない、そんなときは文字で結果を通知してくれるスマートウォッチの通知が便利です。
スマートウォッチの通知はランニングやジョギングなどのワークアウト時も便利。走りながらポケモンを発見したら「Pokémon GO Plus」が振動するのでボタンを押す、ゲットできたかどうかをスマートウォッチで確認する。アイテムボックスやポケモンボックスがいっぱいになったらボックスを整理して再び走り出す、といった感じで効率的に経験値とポケモン・アイテムをゲットすることができます。
ゲットしたポケモンとアイテムは「ぼうけんノート」で確認
「Pokémon GO Plus」でポケモンとアイテムをゲットすると通知が届きますが、通知の内容は「ポケモンを捕まえました」「ポケモンが逃げました」「ポケストップで道具を○個手に入れました」の3種類でゲットしたポケモンやアイテムの内容を確認することはできません。
ゲットしたポケモンとアイテムの内容はアプリ内の「ぼうけんノート」から確認できます。ただし、「Pokémon GO Plus」でゲットしたのか、アプリでゲットしたのか判別はできず、確認できる履歴は50件に限定されています。
アプリを起動せずに歩いた距離を稼ぎつつ、ポケモンをゲットできる
「Pokémon GO Plus」を使えばスマートフォンをポケットに入れたまま、アプリを起動しなくても歩いた距離が反映されます。さらに、ずっと画面を見ていなくてもボタンを押すだけでポケモンをゲットできるので、歩きスマホも激減して一石数鳥。
たまごの孵化やポケモンのアメゲットなど歩いた距離に応じてもらえるボーナスはかなり時間がかかりますが、「Pokémon GO Plus」を使えば通勤・通学・帰宅時・運動時など効率的に距離を稼ぐことができます。相棒ポケモンがアメを見つける距離が1/4になったハロウィンイベントでものすごく活躍してくれました。
ポケモンをゲットできる確率はかなり低め。ただし、逃げても経験値はゲットできる
「Pokémon GO Plus」でポケモンを発見した時に投げることができるボールは「モンスターボール」のみです。「スーパーボール」や「ハイパーボール」を選択することはできず、モンスタボールが切れても他のボールを投げることはできません。さらに、ボールを投げられるチャンスは1回だけです。
モンスタボールは最もゲット率が低く、ゲットできるチャンスも1回なので「Pokémon GO Plus」でポケモンをゲットできる確率はかなり低くなります。
そのため、レアなポケモンを発見した場合はアプリから捕まえたいところ。レアか否かの判別はできませんが、ゲットしていないポケモンは黄色に点滅するため、「Pokémon GO Plus」の点滅を確認して黄色ならばアプリから操作するのといった使い分けができます。
なお、「Pokémon GO Plus」でポケモンをゲットすると50の追加経験値がもらえる「ワンショット」ボーナスが追加されるほか、ポケモンが逃げても25ポイントの経験値をゲットできるので、無駄なく経験値をゲットしたい人にはもってこいのツールです。
バッテリーの節約効果はほぼなし
ディスプレイをオフにしてポケットに突っ込んだままPokémon GOがプレイできるのも「Pokémon GO Plus」の特徴の一つ。
スマートフォンの電池持ちに大きな影響を与えるディスプレイをオフにできるため、バッテリーの節約になることが期待されましたが、約1ヶ月半利用してみたところ、バッテリーの減り具合が大幅に改善されるということはありませんでした。
Bluetoothによって常時接続状態にあることや、ポケモンとアイテムのゲットの度にスマートフォンに通知が届くためそれなりにバッテリーを消耗するようです。
1時間に1回接続が切れる仕様
「Pokémon GO Plus」をスマートフォンに接続してから1時間が経過すると接続が切れるようになっています。これはバッテリーのことを考えてのことなのかもしれません。
切断時にはスマートフォンに通知されるほか、「Pokémon GO Plus」が赤色に点灯して振動するものの、赤色はポケモンを逃したときの色で振動パターンの判別もかなり難しくなっています。「Pokémon GO Plus」を利用している時はスマートフォンも見ないので、知らないうちに接続が切れていた・・・ということが多々ありました。
これに関してはApple WatchやAndroid Wearなどスマートウォッチを利用するのがオススメ。「Pokémon GO Plus」とスマートウォッチの相性はかなり良いと思います。
受け取れない通知もある
「Pokémon GO Plus」では受け取れない通知もあります。たまごが孵化した時、相棒ポケモンがアメをゲットした時は通知されない仕様なので、効率的にたまごを孵化させたり、アメをゲットする場合は定期的にアプリをチェックする必要があります。
ポケモンマスター必須のデバイス
トレーナーレベルが20を超えたあたりからレベルが上がりにくくなるため、配信から2ヶ月足らずでプレイするのを辞めてしまった人も多いかと思いますが、「Pokémon GO Plus」を使えばチートと言えるほど効率的に大量の経験値とアイテムをゲットすることができます。
10月末から11月の初旬まで実施されたハロウィンイベントは相棒ポケモンがアメを見つけてくる距離が1/4になり、「Pokémon GO Plus」を使ってかなり効率的にアメを集めることができました。また、毎日ポケモンをゲットしたり、アイテムをゲットすることで経験値とほしのすながもらえる「デイリーボーナス」が追加されることも発表されています。
ハロウィンのようなイベントの開催は今後も検討されているようです。直近ではクリスマスや年末年始のタイミングでなんらかのイベントが開催されるかもしれません。毎日のデイリーボーナスや季節ごとのイベントでも効率的に経験値、アイテム、アメをゲットしたいポケモンマスターを目指すトレーナにとって必須のデバイスと言えるでしょう。
発売から2ヶ月、ようやく再販開始
同日発売されたiPhone 7 / 7 Plusを大幅に超える大行列を全国のポケモンセンターに2日間も生み出した「Pokémon GO Plus」の再販売がようやく11月4日から開始されます。
11月4日は午前10時からポケモンセンターオンラインで、11月5日はポケモンセンター、ポケモンストア全店、ポケモンEXPOジムにて各店舗の開店時間から開始されますが、前回の販売時はポケモンセンターに早朝から行列ができました。再販で同じような行列ができるかはわかりませんが、早めに並ぶことをオススメします。
オンライン販売ではポケモンセンターオンラインとAmazon.co.jpの2箇所で発売されましたが、ポケモンセンターオンラインは販売開始直前からアクセスしにくくなり、購入ページにすらたどり着けない状況になりました。購入できた人も手元に届くまでにかなりの時間がかかっていたようです。
一方、穴場だったのがAmazon.co.jpです。在庫は潤沢でサーバーも落ちること無く、スムーズに購入ができました。翌日には手元に届くなどオンラインで購入するのであればAmazonがオススメです。現時点でAmazon.co.jpでの販売アナウンスはありませんが、念のため再販日当日はAmazonもチェックしておきましょう。
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