Wear OS 6が新デザインで年内登場。数ヶ月以内にGemini対応も
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Googleは、約4年ぶりに刷新した新しいデザイン言語「Material 3 Expressive」をWear OS 6にも導入することを発表しました。
デザインや操作性が大きく向上するだけでなく、Googleアシスタントに代わる生成AIアシスタント「Gemini」の搭載も予定されています。
丸型ディスプレイを中心にデザイン
Googleが「これまでで最も表現力豊か」と語るWear OS 6は、丸型ディスプレイを中心にデザインされています。
ボタンや通知といったあらゆる要素は、円形ディスプレイに自然に馴染むよう角が滑らかに処理されており、デバイス本体の丸い形状とも調和。より柔らかく、親しみやすい印象を与えるデザインになっています。
また、スクロール時のアニメーションは画面の曲線に沿って流れるように動き、リストもスクロールに応じて形が変化。奥行きを感じさせる表現により、情報の視認性も向上しています。



PINコードの入力画面やメディアコントロールなど、日常的によく使う機能も、滑らかなアニメーションとレスポンスの良いフィードバックにより、使いやすさが向上しました。
こうしたリッチな表現はバッテリー持ちが気になるところですが、Wear OS 6では電力効率も改善されており、最大10%の省電力化が図られているとのことです。
Wear OS 6は年内に登場予定。最初に搭載されるのはGoogle Pixel Watch 4になりそうです。
GeminiがWear OSに対応
また、今後数ヶ月以内に、生成AIアシスタント「Gemini」がWear OSでも利用可能になる予定です。
料理中で手が汚れていてスマホを取り出せない場面など、スマホを使えない状況でも活躍します。言語認識の精度も高く、自然な言葉で話しかけるだけで操作できるため、小さな画面で文字を入力する必要はないとのこと。
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