M5 iPad Proが正式発表!! iPhone Airより薄く、充電高速・性能爆速に
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleが最新のiPad Proを正式発表しました。
アップデートの中心にあるのは新世代のAppleシリコン「M5」です。さらに、AirDropやインターネット共有などのパフォーマンスと信頼性が向上するN1ワイヤレスチップ、最大50%高速な通信性能を実現しながら消費電力が最大30%も省エネになったC1Xモデム(Cellularモデルのみ)を搭載。
これらをiPhone Airよりも薄いボディに収めています。
価格は11インチが168,800円から、13インチが218,800円から。すでに予約受付が始まり、10月22日に発売されます。
AIのために設計されたiPad Pro

M5チップ搭載したiPad ProはAIのために設計されています。
AIパフォーマンスはM4と比較して最大3.5倍、M1との比較ではなんと最大5.6倍も高速です。
この進化により、Draw Thingsでのオンデバイス拡散モデルによる画像生成や、DaVinci ResolveでのAIビデオマスキングなど、これまで時間がかかっていた作業が一気にスピードアップできます。
また、より高速な16コアNeural Engineは、オンデバイスAIで最もエネルギー効率の高いパフォーマンスを誇ります。
グラフィック性能も桁違い

M5はグラフィック性能も大幅に向上しています。
光の反射や影をリアルに描き出すレイトレーシングエンジンは第3世代に。3Dレンダリング性能は、M4との比較で最大1.5倍、M1との比較では最大6.7倍です。
ユニファイドメモリ帯域幅はM4に比べて30%も増加し、150GB/sに到達。さらに、256GB/512GBモデルではメモリ容量が8GBから12GBに増量され、iPadOS 26で劇的に進化したマルチタスキングも一段とスムーズに操作できます。
世界速クラスのCPUと高速充電

4つの高性能コアと6つの高効率コアを備えた最大10コアのCPUは、Appleいわく世界最速のCPUコア。
ストレージの読み書き速度も最大2倍高速になりました。
さらに、新しい40Wダイナミック電源アダプタ(最大60W対応)のような高出力充電器を使用すれば、わずか30分で最大50%まで充電可能。ハイパフォーマンスを支える電源設計も充実しています。
iPhone Airよりも薄い極限デザイン


これだけの性能の進化をiPhone Airよりも薄いボディに詰め込んでいます。
iPhone Airの5.64mmに対し、11インチモデルは5.3mm、13インチモデルはわずか5.1mmと驚くほどスリムなボディをキープ。
カラーバリエーションはスペースブラックとシルバーの2色から選べます。
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