ついにChatGPTで広告表示が開始。広告つきの安価サブスク「ChatGPT Go」も登場、既存プランとの違いは?
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ChatGPTに広告が導入されます。
まずは無料版と提供地域を世界170か国に拡大した新プラン「ChatGPT Go」からスタートします。
ChatGPTは、無料でも利用できますが、最新モデルへのアクセスやメッセージ数、ファイルのアップロード回数、画像生成の回数と速度、Deep Research、記憶機能などに制限があります。
これらの制限を緩和するには、有料プランへの加入が必要。これまで最も安い選択肢は月額20ドルのPlusプランで、制限を気にせず利用できる月額200ドルのProプランも用意されていました。
新しい有料プランのChatGPT Goでは、広告の表示と月額8ドルを支払うことで、無料版の各種制限がよりゆるくなります。
手ごろなAIサブスク「ChatGPT Go」
ChatGPT Goは昨年8月にインドで提供が開始されました。
文章作成、学習、画像生成、問題解決といった用途で日常的に利用されているほか、世界的に見て手ごろな価格のAIサブスクであることを理由に、OpenAIにとって最も成長の早いプランの1つになったとのこと。
こうした反響を受けて、ChatGPTが利用可能なすべての地域で提供が開始されます。
ChatGPT Goでできること
ChatGPT Goでは、メッセージ数とファイルのアップロード、画像生成が無料版の10倍に拡張されることで、最新モデルのGPT‑5.2 Instantで制限を気にすることなくチャットを利用できます。
さらに、好みを会話をまたいで覚えられるメモリ機能と、1回のやり取りで同時に扱える情報量を示すコンテキストウィンドウも強化されます。対話を重ねるほど前提の説明が不要になり、やり取りがよりスムーズになります。
PlusやProプランとの違い
これからAIサブスクへの加入を検討したり、節約のためにプランのダウングレードを考えている人は他のプランとの違いが気になっているかと思います。以下の表にまとめました。
| 個人プラン | 無料 | Go | Plus | Pro |
|---|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 月額8ドル | 月額20ドル | 月額200ドル |
| 広告 | 米国でテスト中 | 米国でテスト中 | 広告なし | 広告なし |
| メッセージと利用量 | 上限あり | 拡張 | 無制限 | 無制限 |
| GPT-5.2 Instant | ◯ | 拡大 | 拡大 | 無制限 |
| GPT-5.2 Thinking | X | X | 拡張 | 無制限 |
| GPT-5.2 Pro | X | X | X | ◯ |
| GPT-5.2 Pro | 利用不可 | 利用不可 | 利用不可 | ◯ |
| レガシーモデル | X | X | ◯ | ◯ |
| 応答時間 | 帯域幅と可用性に制限あり | 帯域幅と可用性に制限あり | 高速 | 高速 |
| コンテキストウィンドウ | 16K | 32K | 32K | 128K |
| 音声 | 上限あり | 拡張 | 拡張 | 無制限 |
| メモリ | 上限あり | ◯ | 拡張 | 拡大 |
|
上限あり | ◯ | ◯ | ◯ |
|
X | ◯ | ◯ | ◯ |
|
X | X | ◯ | ◯ |
| Sora2 | ◯ | ◯ | ◯ | 拡張 |
|
X | X | ◯ | 拡張 |
|
上限あり | 上限あり | ◯ | ◯ |
|
X | X | X | ◯ |
- ChatGPT Plus
- 各種上限がより高く設定
- より高い精度の回答が得られる長考モデル「GPT‑5.2 Thinking」を含む高度なモデルへのアクセスが拡張
- レガシーモデルの選択も可能に
- アイデアを伝えると、コードの生成や読み解き、修正案の提案に加えて、環境に応じてコマンド実行やテスト、レビューまで支援するコーディングエージェント「Codex」にも対応
- ChatGPT Pro
- 最も強力なモデル「GPT‑5.2 Pro」にもフルアクセス可能
- メモリとコンテキストも最大化されます
広告の表示を開始
OpenAIは”AIを誰もが利用できるようにする取り組み”の一環として、広告のテストをまもなく開始すると予告しています。
対象となるのは、米国のChatGPT Goユーザーで、上位プランでは引き続き広告は表示されません。
広告はChatGPTを無料または手ごろな価格で提供し続けるためのものと説明されています。
回答の下部に広告を表示
テストでは、会話の内容に関連するスポンサー付きの商品やサービスがある場合、回答の下部に広告が表示されます。
ChatGPTの回答と広告ははっきり区別され、なぜその広告が表示されているのかを確認したり、任意の広告を非表示にして、その理由を伝えることもできます。
OpenAIは、将来的に広告を見ながら購入を判断するために、必要な質問をその場で直接できるようになるかもしれないと述べています。

回答への影響とプライバシーは大丈夫?
ChatGPTのようなAIチャットボットには、プライベートな相談を行ったり、ビジネスで利用する人も多いことから広告の表示について敬遠する人も多いはず。また、回答内容が広告に影響されるのであれば、信頼を失うこともあるはずです。
OpenAIは、ChatGPTの回答は広告の影響を受ることはないと説明しています。また、ユーザーのデータや会話の内容は保護され、広告主に販売されることも一切ないとのこと。
一方でパーソナライズによって、表示される広告は関連性が高く品質の高いものになるとのこと。ただし、ユーザー自身でパーソナライズをオフにすることも可能です。



















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