- 英語学習アプリ「Speak」のチューター説明、2.8倍高速化と47%コスト削減
- OpenAIは東京をアジア初のオフィス設立の場所に選出
- OpenAI Japan新社長にはAWS Japanの前社長長崎氏が着任
4月15日、OpenAIがアジア初のオフィスを東京に開設し、日本語に最適化されたGPT-4カスタムモデルの提供を開始すると発表しました。
日本語に最適化されたGPT-4カスタムモデルは、日本語のテキスト翻訳や要約のコストパフォーマンスとコスト効率を向上させたモデルで、従来のモデルと比較して動作速度が最大3倍に向上。現在は日本企業に対して早期アクセス権が提供されていますが、数ヶ月以内にAPIが提供されます。
日本語向けのカスタムモデルを活用した英語学習アプリ「Speak」では、利用者が間違えた際のチューター(指導者)の説明が2.8倍高速化され、トークン数も減少したことでコストが47%も削減されたとしています。
なお、OpenAIは東京をアジア初のオフィス設立の場に選んだ理由として、技術、サービスの文化、イノベーションを受け入れるコミュニティにおいて、世界をリードしていることを挙げています。
OpenAI Japanの新社長には、AWS Japanの社長を務めていた長崎忠男氏が着任。セールスや事業開発をリードし、渉外、製品およびサービスの計画、コミュニケーション、オペレーションなどを担うチームを構築するとのこと。
「日本にオフィスを開設できたことを嬉しく思います。日本は長い歴史を通じ、人々と技術が協力し、大変多くのことを成し遂げています。AIが、人々をより創造的で生産的になるのを助け、まだ想像されていない新しい産業にも広範囲に価値を提供することを加速できると信じています。」- サム・アルトマン、OpenAI CEO
- 引用元
- OpenAI
コメントを残す