Googlebookが今秋発売。10年前に噂されたAndroidとChromeOSの融合が実現へ
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
デジタルデバイス市場で最も強力なエコシステムを築いているのがAppleです。iPhone、iPad、MacBook、Apple Watch、AirPodsと幅広い分野で強い存在感を示し、気づけば次に買う製品もAppleになっている。そんな仕組みを作り上げています。
そのAppleに最も近い場所にいるのがGoogleですが、ノートPCにおいてはMacBookのような強いポジションを築けていません。
GoogleもノートPC向けにChromeOSを展開していますが、AndroidとChromeOSは統合されるのではないかといった噂が10年以上前からたびたび報じられていました。
Googleが噂を否定したあとも、AndroidとChromeOSを統合した新OS「Andromeda(アンドロメダ)」が発表されるとの噂がありましたが、結局実現することはありませんでした。
しかし、長く噂だけで終わっていたAndroidとChromeOSの融合構想が、今年ついに別の形で現実します。
AndroidとAIで再構築する新しいノートPC「Googlebook」
Googlebookは、Androidの仕組みを一部取り入れて構築された新しいノートPCプラットフォームです。
Google Playで配信されているAndroidアプリが動作するほか、Androidスマートフォンに保存されたファイルへ直接アクセスしたり、スマホ上のアプリをGooglebook側から利用できます。PCとスマホを行き来する手間を減らし、作業をよりスムーズにつなげられるのが大きな特徴です。







さらに、Gemini Intelligenceも深く組み込まれます。
カーソルを振って画面上の対象を指すと、その内容に応じた提案が表示される「マジックポインター」や、Geminiに指示するだけで自分専用のウィジェットを作れる「カスタムウィジェット」などが利用できます。
ハードウェア面では、Googlebookを象徴する「glowbar」を搭載。Googleによれば、すべてのGooglebookに共通する特徴になるとのことです。
また、GoogleはAcer、Asus、Dell、HP、Lenovoと協力して、最初のGooglebookを開発しています。Googlebookらしき画像も公開されていますが、正確な正体は不明です。PixelブランドのようなGoogle純正モデルなのか、パートナー製品を示しているのか、あるいは単なるコンセプトなのかは明らかにされていません。



今回、明らかにされたのはここまでです。
詳細なデザインやチップ、価格については発表されていません。ただし、GoogleはGooglebookをプレミアムなハードウェアを備えた新しいカテゴリーのノートPCとして位置づけており、いわゆるコスパ重視のノートPCにはならないかもしれません。
正直なところ、現時点ではGemini Intelligenceを搭載し、Androidとの連携を強めたChromebookのようにも見えます。
なお、Googleは、Googlebookの発売後もChromebookの新機種は登場すると説明しています。さらに、既存のChromebookについても、それぞれのサポート期限まではアップデートが継続されます。2021年以降に発売されたChromebookでは、10年間の自動セキュリティアップデートが提供されます。





















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