iPhone FoldとGalaxy Z Fold8、価格を抑えたワイド型折りたたみスマホとして登場?

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2026/06/03 11:10
iPhone FoldとGalaxy Z Fold8、価格を抑えたワイド型折りたたみスマホとして登場?

折りたたみスマホの発売ラッシュを控えるなか、連日のようにiPhone FoldとGalaxy Z Fold8の情報が伝えられています

共通するのはどちらも横開きのワイドタイプになるとみられていること。

そして、この2機種は、これまで折りたたみスマホが抱えていた最大の課題である価格をクリアするモデルになるかもしれません。

Galaxy Z Fold8:ワイドがスタンダード、従来タイプがウルトラに

Galaxy Z Fold8 Wide

折りたたみスマホのパイオニアであるSamsungは、今年夏に3種類の折りたたみスマホを発売すると報じられています。

1つはガラケーのように縦方向に折りたためるGalaxy Z Flip8。そして、横開きタイプのGalaxy Z Fold8 / Galaxy Z Fold8 Ultraです。

横開きモデルのうち、Galaxy Z Fold8は、本体を開いたときにコンパクトタブレットのように使えるワイドタイプになるようです。

一方、従来型のFoldは、「Galaxy Z Fold8 Ultra」として上位モデルに位置づけられるとみられます。

Ice Universeの最新情報によると、ワイドタイプのGalaxy Z Fold8は、Z Fold8 Ultraに比べてスペックが控えめになるようです。カメラはトリプルではなくデュアル構成で、メインセンサーも2億画素ではなく50MP。バッテリー容量もZ Fold8 Ultraより少ない4,800mAhになると伝えられています。

上位モデルのZ Fold8 Ultraは、AI需要によるメモリやチップをはじめとした部材価格の高騰もあり、値上げが予想されます。一方で、スペックを抑えたワイドタイプのZ Fold8は、本体サイズだけでなく価格もコンパクトになるかもしれません。

Galaxy Z Fold8 Galaxy Z Fold8 Ultra
大きさ
  • 閉じた状態:123.9 × 82.2 × 9.8-14.6 mm
  • 開いた状態:123.9 × 161.4 × 4.5mm
  • 閉じた状態:158.4 x 72.8 x 8.9 mm
  • 開いた状態:158.4 x 143.2 x 4.1mm
画面サイズ 5.4インチ/7.6インチ 6.5インチ/8.0インチ
重さ 201g 215g
カメラ デュアルカメラ トリプルカメラ
バッテリー容量 4,800mAh 5,000mAh
充電出力 45W 45W

iPhone Fold:価格を抑えたミドルレンジ寄りの可能性も

iPhone Fold:価格を抑えたミドルレンジ寄りの可能性も

今年、Appleがついに折りたたみスマホを発売すると報じられています。こちらもSamsungと同じく、横開きのワイドタイプになるようです。

こちらもスペックは控えめになる可能性があります。カメラは以前からデュアル構成と伝えられていますが、Mac OTAKARAは、iPhone 17と同じ仕様の可能性があるとしています。

ほかにも、ワイヤレス充電はより高出力なMagSafeではなく、最大15W出力でケース側にマグネットを搭載するQi2 Readyになる可能性があるほか、顔認証のFace IDではなく、指紋認証のTouch IDを採用し、アクションボタンやカメラコントロールも搭載されないなど、ミドルレンジ寄りのモデルになるかもしれません。

とはいえ、折りたたみスマホでマルチタスキングを売りにするのであれば、搭載されるチップやメモリは妥協しづらいところです。

ガジェタッチの動画内では、ベゼルが厚く、最高級のディスプレイではないなどのポイントを挙げたうえで、価格が20万円以下になる可能性があるとしています。

30万円前後になるとの予想もあるなか、20万円以下、Proモデルと同等の価格帯に収まるのであれば、魅力的な選択肢になりそうです。

iPhone Fold
大きさ
  • 閉じた状態:116.6 × 84.3 × 11.0 mm
  • 開いた状態:116.6 × 162 × 5.3-5.6 mm
画面サイズ 5.4インチ/7.6インチ
カメラ デュアルカメラ

手に届きやすい折りたたみスマホがようやく出るかもしれない

これまで折りたたみスマホ、特に横開きタイプのモデルは、価格の高さが大きなハードルになっていました。

大画面でマルチタスキングができる便利さや、ポケットに入るタブレットのような魅力はある一方で、20万円半ば〜30万円という価格帯では、どうしても一部のユーザー向けという印象が強かったのが現実です。

しかし、Galaxy Z Fold8やiPhone Foldが、スペックをある程度抑えながら価格も抑えたワイドタイプとして登場するのであれば、折りたたみスマホのターゲットは大きく広がるかもしれません。普及を進めるうえでも、最高スペックを詰め込んだ超高額モデルだけでなく、必要十分な性能を備えながら手に届きやすいモデルは必要です。

もちろん、現時点ではどちらも正式発表前の情報であり、実際の価格や仕様は発表を待つ必要があります。それでも、Galaxy Z Fold8とiPhone Foldが価格面のハードルを下げる存在になるのであれば、今年の折りたたみスマホ市場はかなり面白いことになりそうです。

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