PayPay、他社クレカ利用には「利用券」が必要に。懸念されていた追加費用はなし
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

PayPayが、他社クレジットカードを継続利用するための新方式の提供を開始しました。
これまでのように、他社クレジットカードをPayPayアプリに登録し、そのカードで直接支払う従来方式は2026年8月末をめどに終了します。
他社クレカは「利用券」方式に変更
2026年7月1日から「他社カード利用券」の提供が始まりました。
他社カード利用券は、PayPayカードおよびPayPayカード ゴールド以外のクレジットカードを、PayPay加盟店での支払いに利用するための新しい仕組みです。
PayPayアプリで他社クレジットカードを使って利用券を事前に購入し、購入した利用券をPayPay加盟店での支払いに充てる形になります。
利用券は1万円単位で購入でき、購入上限は最大25万円まで。利用できる国際ブランドは、これまでどおりVisaとMastercardのみです。
なお、他社クレジットカードの登録時と、他社カード利用券の購入時には、本人認証サービス(3Dセキュア)が必要に。他社カード利用券は7月1日から約1カ月かけて、利用できるユーザーが順次拡大される予定です。
他社クレカは終了から一転、継続へ
PayPayの他社クレジットカード対応をめぐっては、これまで方針が何度か見直されてきました。
当初、PayPayは2023年7月5日に他社クレジットカードの新規登録を停止し、2023年8月1日からPayPayカードおよびPayPayカード ゴールド以外のクレジットカードを利用できなくすると案内していました。
しかし、ユーザーから大きな反発を受けたことで方針を転換。利用停止時期を2025年1月に延期しました。
さらに2024年12月には、他社クレジットカードを引き続き利用できる新たな方式を検討していると発表。ただし、この時点では具体的な利用方法は明らかにされておらず、クレジットカードの国際ブランドとの協議次第で、利用料をユーザーが負担する可能性があるとも案内されていました。
つまり、他社クレジットカードは完全終了を免れた一方で、どのような仕組みで継続できるのか、追加料金が発生するのかは不透明な状態でした。
今回提供が始まった「他社カード利用券」は、その新たな利用方式にあたるものです。
なお、他社カード利用券は、購入時・利用時ともに追加料金なしで利用できます。当初懸念されていた利用料の負担は発生しません。
従来方式は8月末に終了へ
他社カード利用券の提供に伴い、従来の決済方式は2026年8月末をめどに終了します。
つまり、PayPayカード以外のクレジットカードを登録して、そのカードで直接支払う現在の方式は、原則として使えなくなります。
ただし、例外もあります。
三井住友カードが発行する個人向けクレジットカードについては、引き続き従来の決済方式を利用できます。ANAカードやAmazon Mastercardなどの提携カードも対象に含まれます。
そのため、三井住友カードが発行する個人向けクレジットカードを除き、PayPayカード以外のクレジットカードは、事前に利用券を購入してから支払う方式へ移行することになります。
一方、PayPayカードでは、ポイント付与のほか、請求書払い・ネットサービスでの支払い、送金に利用できるPayPay残高へのチャージなど、PayPayアプリ内で使える機能がそろっています。















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