Google Store 表参道が8月13日14時にオープンします。
2022年、スンダー・ピチャイCEOが来日した際に「旗艦店を日本にも出したいと考えている」と発言。これが日本初、そして米国外でも初となるGoogle Storeの出店計画が明かされた最初の瞬間でした。
それから4年。東京・表参道に完成したのは、Google Pixelを販売するだけではなく、Geminiをはじめとした最新技術に触れて、試して、遊んで、困ったときには頼ることもできる場所です。
Google Store初となる特別展示や、日本だけのAI体験、限定グッズなど、直営店だからこそ楽しめる仕掛けも数多く用意されています。
携帯総合研究所は正式オープンに先駆けて開催された先行内覧会に参加してきました。Google Store 表参道はどんな店舗なのか。多数の写真とともに、その見どころをレポートします。
外観:夜は日本の提灯を彷彿とさせるデザインに
これがGoogle Store 表参道。明治通りに面する東急プラザ表参道「オモカド」に入店しています。

まず目に飛び込んでくるのが、外観を覆う木調のルーバーです。ひと目見たときには日本らしさを感じるデザインですが、実は米国のGoogle Storeでも同様のルーバーが採用された店舗もあります。
表参道店ならではの表情を見せるのは夜。ファサード全体が柔らかく光り、Googleは日本の提灯を彷彿とさせるデザインと説明しています。
もうひとつ気になるのが外観に設置されたワンポイントのサイネージです。開店1週間前や内覧時はストアのオープンを告知していました。今後はGoogle Pixel 11の発売など、その時々のニュースに合わせて表示が変わっていくのかもしれません。
Google Store 表参道。オープンまであと1週間 pic.twitter.com/Ud0yPeZPK7
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) August 6, 2026
ルーバーとサイネージを備えたGoogle Store 表参道は、遠目からでもすぐにわかる存在感があります。帰り際に横断歩道を渡ってラフォーレ側へ歩いていると、ストアが目に入ったのかすれ違った通行人からも「Google Store」という声が聞こえてきました。
ルーバーの下には、黒くマットな壁面に巨大な「G」ロゴと「Google Store」の文字も配置されています。ここで足を止め、写真を撮る人の姿も多く見られました。
1階:Google Pixel 11など最新モデルを展示
入り口は1階。大きなガラス窓と木調の取手を使って入店すると、Google Pixel 11シリーズなど最新のGoogleデバイスに触れることができます。
Googleいわく「製品を深く知ってもらえるようなスペースとして設計している」とのこと。

Google Storeならではの展示
目を引くのがGoogle Store初の試みとなる特別展示です。
最新デバイスをただ並べるのではなく、ジオラマでひとつの世界観を作り、その中に製品を展示するという、これまでのテック製品らしい見せ方から大きく離れた展示になっています。
たとえば、藻で覆われた丘のような展示には、グリーン系のGoogle Pixel 11シリーズやPixel Watch 5、Pixel Budsなどが並び、その周囲にはカラー名の由来となっている鉱石も配置されています。
最新のGoogleデバイスに触れられる
店内奥には、大きな木製の天板を丸みを帯びた2本の脚で支える特徴的なテーブルが並びます。
海外のGoogle Storeでも採用されているデザインですが、海外から取り寄せているのでしょうか。木の温かみと柔らかなフォルムは家電量販店でもない、ほかのストアともまた違った雰囲気を作り出しています。
テーブルは全部で4つ並んでいます。
最新のGoogle Pixel 11シリーズやGoogle Pixel 10aを手に取って試すことができるテーブルが2つ、Google PixelとHomeを並べたテーブルが1つ、Pixel BudsやFitbit Airが並ぶテーブルの全4つです。
壁面には、Made by Googleのケースやサードパーティ製の保護フィルム、試着も可能なGoogle Pixel WatchやFitbit Airのバンドなどを展示。
さらに、Pixel 11 Pro / 11 Pro XL / 11 Pro Foldの新機能「HiLight」や「Gemini Intelligence」の体験スペースも用意されています。
ほかにも、Google純正やMade for Google認定製品のPixelスマホケースも豊富に展示されています。
Google Store 表参道で購入できる製品は以下のとおりです。なお、PixelスマートフォンはSIMフリーのみで、キャリアとの契約はできません。
- Google Pixel
- Google Pixel Watch
- Fitbit
- Google Pixel Buds
- Google Homeなど
- Google純正アクセサリー
- Made For Google認証アクセサリー
- Google公式グッズ
日本限定グッズも販売
入店して右奥にあるリサイクルグッズ「Recrafted by Google Pixel」の展示は絶対チェックするべきスペースです。
Google Pixel WatchやFitbitのバンドを再利用するなど、Googleのサステナビリティ施策の一つとして制作された日本限定のグッズです。
11月にはGoogle Pixel Tagの発売が予告されていますが、組み合わせて使うと良さそうです。
種類は全部で6種類。色違いや唯一無二のものあるとのこと。1つ5,500円で購入可能。数量限定です。具体的な販売数量は不明ですが、二桁や三桁ではないとのことでした。
数量限定のため、売り切れ次第、ここは別のスペースに入れ替わってしまうとのことでした。展示期間も限定です。
2階:Google Pixelの新機能やGeminiのAI体験が楽しめる。ワークショップも
特徴的な木製の手すりを備えたらせん状の階段を上がると、気軽にGeminiやPixelの新機能をイマーシブに体験できる「Pixel Studio」があります。
これは、日本のユーザーが最先端のテクノロジーやクリエイティビティを使って遊ぶことにとても感度が高いため、特別に用意したとのことです。ワンフロア丸ごとAIの体験スペースにするのも、Google Store 表参道が初とのことです。
Nano Bananaの生成プリントシール
AIとプリクラをミックスしたようなフォトブースもありました。
写真を撮ってエフェクトを選ぶと、Nano Bananaで画像が生成され、Veoで動画生成されます。画像はシールとして持ち帰ることも可能。
このフォトブースは米国でも展開され始めていますが、桜の木版画風や秋葉原電気街風といった日本限定のようなエフェクトも用意されています。
実際のシールがこちら。ぬいぐるみキーホルダーはかなり可愛く仕上がるのでおすすめ。
日本限定のアバター生成ブース
反対側には、日本限定・表参道だけに特別に作ったアバター生成ブースもあります。
自撮りして原宿やストリートといったスタイルを選ぶと、Geminiを使って世界に1つだけのオリジナルアバターを作れます。
驚いたのはクオリティです。
上半身だけ、カメラで撮影しながらの自撮りでしたが、そのとき身につけていた黒シャツはもちろん、首から下がった緑色の紐のプレスパス、右腕のPixel Watch、左腕のFitbit Airも正しく再現。
パンツやフットウェアもそれに応じて生成するなど、出来上がったアバターのクオリティはかなり高く満足のデキです。
できあがったアバターは画像としてダウンロードできるほか、IDカードとして持ち帰ることもできます。
500年後の原宿とギャルも3D生成できる
Project Genieの体験スペースもあります。
Google Pixelにプロンプトを入力すると、研究段階のプロトタイプであるGenie 3というモデルを使って自動的に仮想空間が広がり、生成されたキャラクターを動かすことが可能。また、空間を移動しているとリアルタイムに空間が生成されます。
良いプロンプトが思いつかず、「500年後の原宿」と「ギャル」といった2ワードだけを入力しましたが、見事にそれらしいキャラクターと空間が作り出されていました。
Google Pixel 11 Proの120倍ズームを体験
Google Pixelの新機能体験として、Google Pixel 11 Pro / 11 Pro XLに搭載される120倍ズームを体感できるスペースもありました。
機能そのものは1階の展示ブースでお試しできますが、ここではスペースのディスプレイに向かって歩くと、ズームが変わる没入型の体験で新機能を試すことができます。

ワークショップスペース
奥にはベンチスペースがあります。体験スペースが混雑していたり、店内を見て回って疲れたらここで休むのが良さそう。クッションはふかふかで座り心地抜群でした。
今後はGoogleの最新サービスやGoogle Pixelの使い方のセミナーなどのワークショップの定期開催を検討しているとのことです。

小皿と箸置き、マグカップ、トートバッグなど日本限定グッズも
個人的にイチ押しなのがGoogle Store 表参道限定アイテムを含む、Google公式グッズを展示しているスペースです。
Googleカラーのトートバッグやマグカップ、ChromeやYouTube、Gロゴ、Geminiがプリントされた小皿と箸置き、クリアファイルなど日本限定グッズが展示されています。個人的にトートバッグとマグカップ、小皿と箸置きはぜひゲットしたい。
ちなみにこのトートバッグは限定ノベルティとは別ものです。
地下1階:できる限りのサポートを尽くすスペース
階段やエレベーターを使って地下1階に降りると、オンラインで注文した製品の受け取りや店頭修理、初期設定のヘルプ、データ移行など、さまざまなサポートを受けられるスペース「Here to Help」があります。
修理や受け取り、下取り、返金・返品、延長保証の手続きなど、サポートの総合窓口となる大きなヘルプカウンターで申し込みします。
修理は内容によって即日対応が可能。予約なしでも歓迎とのことですが、スムーズかつパーソナライズされた体験のためにオンラインでの事前予約が推奨されています。
オンラインで注文した商品を受け取ることもできます。製品を受け取る際はこの地下1階を利用することになります。商品を受け取る際はQRコードをスタッフに見せるだけ。
さらに、Pixel Care+など、延長保証の追加手続きもここで行えます。
無料のサポートサービスも
1対1の無料のコンサルテーションサービスも用意されています。
例えば、新しいPixelスマートフォンの設定やiPhoneを含む他のスマホからのデータ移行、Fitbitの使い始めをサポートしたり、Google Nestスマートホームデバイスのシームレスな連携などGoogleエコシステム全体を通じたサポートを利用できます。
Googleいわく「できる限りお客様をサポートさせていただく」とのこと。
サポートスペースは5席。日本店舗ならではの特徴として仕切りを使ってパーソナルなスペースを作っています。サービスはオンラインでの予約が可能。ウォークインでも利用できます。
サステナブルなギャラリー
サポートスペースの奥にはソファがあり、ここでもスタッフによるサポートを受けられるそうです。
壁面はサステナビリティをテーマにしたギャラリー。Googleのサステナビリティへの取り組みや、その背景にあるストーリーを紹介する空間になっています。
ペットボトルがウォッチバンドへと生まれ変わる過程や、プラスチックを一切使用しないパッケージなど、Google製品がどのような素材から作られているのかを実物で確認できる全18種類のシャドーボックスが展示されています。
Googleはなぜ表参道にストアを作ったのか
Google Store 表参道は11店舗目。アメリカ国外初のインターナショナルストアです。
気になったのは、なぜ日本にストアを作ったのか、そしてなぜ表参道に?というものです。
Googleにとって初の海外オフィスが日本の渋谷ということもあって、Googleは「Googleにとって日本はとてもゆかりの強い国だと思っている」と話します。
表参道、原宿の交差点に出店した理由については、トレンドの発信地であり、新しいファッション、テクノロジーのトレンドが生まれる場所と説明。「フィジカルな場所、お客様との接点を持てることをすごく嬉しく思っている」とのことでした。
以上がGoogle Store 表参道です。正式オープンは8月13日(木)14時から。通常の営業時間は10時から20時までです。
最寄駅は東京メトロ・明治神宮前〈原宿〉駅。エレベーター専用口から出るのが最短ですが、エレベーターが利用できなかった場合も考えると、5番口から出た方がスムーズかもしれません。
なお、トートバッグ、丸扇子、5種類がセットになったステッカーといった限定ノベルティが先着1000人に配布されます。当日は4年前に日本で旗艦店を出したいと語ってスンダー・ピチャイCEOなども来るのでしょうか。














































































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