ドコモ、販売台数のノルマなどを理由にiPhoneの販売は厳しいとコメント。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:25

27日に行われた決算説明会の後の取材でiPhoneについて質問された山田社長はdマーケットなどドコモの独自コンテンツの提供が難しいことや、スマートフォンの半分以上をドコモが自由にサービス展開できるAndroidにしたい方針に対して、フィーチャーフォンとスマートフォンを含めた販売台数のうち半分以上をiPhoneで占める必要があるというノルマからiPhoneの販売は難しいとコメントしました。
ソフトバンクやauがiPhoneの販売台数のノルマのために他のスマートフォンを売れない、iPhoneにキャリアの思いは乗せられずそのまま売ってインフラだけを提供しているだけという状況を考えると、確かにドコモがキャリアとして何らかの付加価値を付けたいという気持ちもわかりますね。
そして、ドコモまでがそれをやってしまったら日本のスマートフォンというか携帯電話事情はとてもつまらなってしまいそうなので、せめてドコモだけでも今のままで頑張って欲しいな。
ただ、今はiPhoneを無理に販売する気は無いみたいですが、山田社長が退任するという報道もあり、社長退任によって方針転換する可能性もなくはないのかな。