ドコモ、iモード.netを2015年2月28日をもってサービス終了と案内。IMoNiはどうなる?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

iモード.netと言えばIMoNiなわけですが、今後IMoNiはどうなるのでしょうか。
iモード.netとはなんぞや
個人的に懐かしいサービスなのでちょっとおさらい。
iモード.netというのはPCやスマートフォンにiモードメールを転送できるサービスでウェブブラウザなどからiモードメールを利用できるというサービスです。
AndroidスマートフォンのHT-03Aが日本で初めて発売された2009年には、spモードメールはまだ提供されておらず(2010年8月に提供開始)、HT-03Aはiモードにも対応していないためiモードメールが使えませんでした。
ですが、iモードとiモード.netを契約することで実質的にiモードメールが利用できるという裏ワザみたいな方法があり、昔ながらのAndroidユーザーにとってiモード.netはとても重宝したサービスでした。
IMoNiはどうなるのか?
iモード.netはウェブブラウザでiモードメールを利用するというものでしたが、使い勝手があまりよくありませんでした。
そこで登場したのがAndroidアプリのIMoNiです。アプリでメールが利用できるようになったことで今まで使っていた携帯電話でメールを使うかのようにiモードメールを利用できるようになりました。

HT-03Aの発売から1年後にspモードメールが登場するわけですが、IMoNiの方が使いやすいという理由でspモードメールを使わず、そのままIMoNiを使うという人もいたかと思います。僕もspモードメールが出た当初はIMoNiと併用していた気がします。
そんなIMoNiもiモード.netのサービス終了で今の形のままでは使えなくなってしまいます。開発者の方のブログを見てみましたが、今後についてはまだ発表されていません。
iモード.netの終了と共に提供終了となるのか、それともspモードメールにシフトしてドコモメールのクライアントアプリとなるのか気になるところです。
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