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「iPadOS」の新機能・変更点まとめ

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2019/09/24 13:06
「iPadOS」の新機能・変更点まとめ

2019年6月4日、Appleが開発者向けのイベント「WWDC 2019」で秋に正式配信を予定している次期OS「iPadOS」を先行発表した。

この記事では「iPadOS」の新機能と変更点を紹介・解説する。

マルチタスキング

Slide Over

iPadではアプリの上に、さらに別のアプリを表示できる「Slide Over」という機能が用意されているが、従来はたった1つだけしか起動できなかった。

iPadOSでは「Slide Over」で複数のアプリが起動できるようになる。アプリはレイヤー式に重ねて表示され細いバーを表示をスワイプするとアプリをサクサクと切り替えられる。Slide Overを上にスワイプすれば、起動しているアプリの一覧を確認することも可能だ。

Split View

アプリを横に並べて表示できる「Split View」では、ようやく同じアプリを並べることが可能になった。2つのメモやマップ、Microsoft Wordなどを並べられるため、受信メールを見ながらメールを作成したり、受信メールに添付された写真やリンクを作成しているメールにドラッグ&ドロップで再添付することもできる。

Split Viewで同一アプリを起動している状態でDockから同じアプリを選択すると、選んだアプリが含まれるすべてのウィンドウを表示する「App Exposé」にも対応する。

ホームスクリーン

新しいレイアウトを導入するホームスクリーンでは、アプリごとの間隔が狭くなってより多くのアプリを配置できる。ホーム画面の一番左に表示されるToday Viewウィジェットをホームスクリーンに固定表示することも可能になった。

ファイル

大幅な進化を遂げたファイルアプリは、従来のアイコンビューとリストビューに加えて、macOSのようにディレクトリを階層式に表示できる新しい「カラムビュー」が登場した。

カラムビューでは、選択している写真などファイルの高解像度プレビュー、写真の回転、PDF化などのクイックアクションやメタデータの表示も可能。

他にもiCloud Driveのフォルダ共有、職場や自宅に設置されたファイルサーバーへの接続、USBドライブやSDカードへのアクセス、カメラで撮影した写真をダイレクトに取り込んだり、ZIPファイルの圧縮・解凍やローカルストレージ、便利なキーボードショートカットにも対応する。

ファイル
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ファイル
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Safari

Safari
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Safari
Safari
Safari
Safari
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Safariは“デスクトップクラスのブラウズ体験”を実現する。

従来のiPadではビッグなスクリーンを持ちながらiPhone用のレイアウトが拡大表示されることも多かったが、「iPadOS」では、デスクトップ版のウェブサイトをiPadのディスプレイに最適化して自動表示する。これによってGoogleドキュメントやSquarespace、WordPressなどのウェブアプリケーションも快適に利用できるようになった。

待望のダウンロードマネージャーと30以上のキーボードショートカットも追加される。その他にも開いているすべてのタブ保存、文字サイズの調整、サイト別にデスクトップ表示/モバイル表示等の調整、Split Viewでもフルのツールバー表示、写真アップロード時のサイズ変更(大・中・小)も備える。

テキスト編集

大幅に進化したテキスト編集では、画面をタップしてそのまま指を左右に動かすだけで直感的にテキストを範囲選択したり、画面を2回タップして単語を、3回タップして文章を、4回タップして段落全体を、住所や電話番号、メールアドレスをダブルタップすると、それぞれを認識して選択できるスマートなテキスト選択に対応した。

カット/コピー&ペーストは、ジェスチャー操作に対応。テキストを3本指でつまんでコピー、2回3本指でつまむとカット、3本指を開く動作でペーストができる。3本指で左にスワイプすれば操作を元に戻すことも可能だ。他にもメールやファイル、フォルダを2本指でタップしてドラッグすると複数選択ができる。

Apple Pencil

iPad専用のペンデバイス「Apple Pencil」は、先進的な予測アルゴリズムと最適化によってレイテンシが20msから業界最高水準の9msに向上。紙に書くような書き味を実現している。

ツールパレットは新しくデザインされ、ドラッグして移動できるほか、コーナーに移動すると最小化して作業スペースを拡大できる。新しいツールとしてピクセル単位で正確に消せる消しゴムやまっすぐな線を引くための定規が追加される。ツールパレットは、PencilKit APIによってサードパーティアプリでも利用できる。

Apple Pencilを持ちながらスクリーンショットを撮影すること難しいが、iPadOSではApple Pencilでディスプレイ下側のコーナーから中央に向かってスワイプすると、スクリーンショットが撮影できる。ドキュメントや電子メール、ウェブページでは全体をスクリーンショットできる新機能も追加される。

キーボード

キーボードは2本指でつまんで小さく表示できる。そのままドラッグして好きな場所に移動することで、作業スペースを広く取ることも可能だ。キーボードを指でなぞりながら文字を入力できる新しい「QuickPath」にも対応する。

Sidecar

ついにiPadがMacのセカンドディスプレイになる。これまでもサードパーティのアプリで実現されていたが、今回はmacOSとiPadOSの標準機能だ。

Macの作業スペースを広げたり、対応しているMacアプリではiPadを描画用のタブレットとして使用することも。Apple Pencilを使った描画も可能だ。「Sidecar」はワイヤレス接続でも利用できるため、外出先でも手軽に利用できる。

Project Catalyst

開発者は「Project Catalyst」によって、iPadアプリをカンタンにMacに移植できる。今秋には、TwitterやJira Cloud、Asphalt 9などの人気アプリがリリース予定だ。

「iPadOS」のベースはiOSベース

名前こそ違うものの「iPadOS」のベースはiOSだ。そのため、先日公開されたばかりの「iOS 13」で追加された様々な新機能も利用できる。

iPadOSの対応機種はiPad Air2以降のモデル、すべてのiPad Pro、第5世代以降のiPad、iPad mini 4以降のモデルとなっている。

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