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更新:iPhoneをiPodにするアプリ「Rewound」が公開

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2019/12/14 14:56
更新:iPhoneをiPodにするアプリ「Rewound」が公開

少し前に国内外で話題になったiPhoneをiPod化するアプリーーというよりもiPhone上にiPodを再現するアプリがついにApp Storeで公開された。

ただし、公開されたのは倉木麻衣ファンのElvin(@elvin_not_11)が開発したアプリではなく別の開発者による「Rewound」という無料アプリだ。

iPhoneの中に「iPod」を再現

Louis Anslowが開発した「Rewound」は、すでにApp Storeで公開されまくっているミュージックプレイヤーのひとつだが、iPodのような見た目に変えられるスキン機能と円形のパッドを指で回して操作するクリックホイール機能を備えていることが大きな特徴。

「Rewound」をApp Storeからダウンロードして起動すると、上にはタッチ操作ができないiPodそっくりの曲選択画面が表示され、下半分には素っ気ないボタンが配置されているだけの画面が表示される。どう見てもiPodには見えないが、ボタンの中から「ADD SKIN」を選択後、TwitterやWeiboで公開されているスキン用の画像をダウンロードしてアプリ上から画像を指定すると、iPod Classicそっくりの画面がiPhone上に再現される。

知ってのとおりiPhoneアプリをApp Storeで公開する際にはAppleの審査を受ける必要がある。Apple製品の画像やインターフェースの引用は禁じられているため、「Rewound」などiPhoneをiPod化するアプリが審査を通過するのは難しいと考える人も多かったが、Louis Anslowは上記のようなスキン機能を使うことでうまく審査を突破したようだ。

もうひとつの特徴であるクリックホイール機能はスキン画像に応じてボタンの配置を変更することで実現しているようだ。本物のクリックホイールのように操作してもチチチッと音は鳴らないが、触覚フィードバックによるわずかな振動を起こすことでそれっぽい感じを演出している。

なお、「Rewound」では、ミュージックアプリのライブラリに保存されたアルバムやアーティスト、曲、プレイリストの再生が可能。Apple Musicで配信されている曲を聴くにはミュージックアプリからライブラリに保存しなければいけない。なお、プレイリストの再生には250円のアプリ内課金が必要。開発者はThe Vergeの取材に対して、将来的にSpotifyやウィジェットに対応する計画を明かしている。

  • UPDATE:2019/12/14 14:55「Rewound」アプリがApp Storeから削除されたことを確認した

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