ウィルコムは、9月24日に事業再生と財務体質の改善に向けて事業再生ADRの手続きに入ったと発表しました。
事業再生ADRとは、裁判所ではなく国が認めた第三者機関が債権者と債務者の利害を調整し、再建計画をまとめるというもの。
XGPのために事業再生ADRを適用。
ウィルコム、事業再建に向け返済延期要請へ–事業再生ADRの手続き開始:モバイルチャンネル – CNET Japan
ウィルコムでは新たな事業展開(XGP)のために「財務体質の抜本的な改善を機動的に推進することが不可欠」として事業再生ADRの申請に踏み切ったとのこと。
ウィルコムの債務は2009年3月末時点で約1300億円となっており、社債が約350億円、金融機関への債務が約935億円となっています。事業再生ADRの手続きは金融機関への債務の返済期限延長を求めるものです。
ちなみに、事業再生ADRの申請を行っても債務者である金融機関の同意が得られない場合、法的な手続きが進められます。
次世代PHS-WILLCOM CORE XGPの実力がスゴイ事はわかっていますが、データ通信市場はイー・モバイルの独占状態となっていますし、PHSはどう考えても今以上に発展しそうにありません。
復活するにはW-ZERO3シリーズの様な破壊力のある何かが必要ですね・・・。