Googleが8月14日に新製品発表イベントを開催し、最新スマートフォンPixel 9シリーズを発表します。
例年どおり情報が小出しにしていて、これまでにPixel 9 ProとPixel 9 Pro Foldのデザイン(1,2)が明らかにされ、オリジナルデザインポスターが付いてくる数量・期間限定の予約購入特典も案内されています。
発表まで約3週間となった今、GoogleがPixel 9 Proを購入するための22個の理由を公開しました。
新しいGoogle AI、Pixelスクリーンショットも予告か
Googleは「スマホにさようならして #Pixel9Pro にハローすべき22の理由」といったわずか8秒のショート動画を公開しています。
8秒の中に22の理由が詰まっていますが、すべてを確認するのは面倒で時間もかかるので以下に書き起こしました。
- もっと風景が写っていたらいいのに
- 友人がおすすめしてくれた映画を忘れてしまった
- 友人がおすすめしてくれたshowを忘れてしまった
- 相手の声がほとんど聞こえない電話
- 遠すぎて見えないコンサートビデオ
- カメラ以外をずっと見ている幼児
- 答えを探すためにビデオを何度も見直す
- ゲートキーパー
- メールが多すぎて時間が足りない
- 自分で電話に出る
- 家族の半数がカメラ目線
- 決定的瞬間を逃す
- ずっと続く保留音
- 悪い空模様
- 古くて同じミーム
- 言葉の壁
- 友人の行きつけのレストランを忘れてしまう
- 見知らぬ人に写真を撮ってと頼む時の気まずさ
- 母親が写真に写っていない
- 邪魔な被写体が映り込んだ写真
- ピンぼけの写真
- 物書きのスランプ
すべての先頭には「さようなら」がついていて、今使っているスマホに対して抱えている不満をPixel 9 Proシリーズなら解消できるというものになっています。
例えば、「さようなら、相手の声がほとんど聞こえない電話」というのは、Google Pixelであれば、Google AIが周囲の雑音を除去して通話相手の声を大きくするクリア音声通話を利用できるからでしょう。
「さようなら、カメラ以外をずっと見ている幼児」や「さようなら、家族の半数がカメラ目線」というのは、撮影後に表情を交換できるベストテイクや、折りたたみスマホのPixel 9 Pro Foldのことを指していると予想されます。
「さようなら、答えを探すためにビデオを何度も見直す」は、5月のGoogle I/Oで発表された動画をすべて見ることなく、気になっていることをGeminiに質問すると動画の内容を返答してくれるAsk this Videoのこと。
「さようなら、ずっと続く保留音」は、保留中はGoogleアシスタントに待機させて、電話がつながったら通知で教えてくれる代わりに待ってて機能。「さようなら、自分で電話に出る」は、電話に出る前にGoogleアシスタントが相手の名前と用件を確認する通話スクリーニングを指しています。
ほかにもレコーダーアプリの音声のリアルタイム文字起こし、Geminiを使った文章のアイデア出しや膨大なメールのまとめ機能、邪魔な被写体を消すことができる消しゴムマジックや編集マジックも確認できます。
ここにある22個の不満と、それを解消するための機能を結びつけるクイズ的な面白さもあります。より多く結びつけられれば、Google Pixelを使いこなしていると言っていいはず。
既存のGoogle Pixelではまだ使えない機能もあります。
例えば、「友人がおすすめしてくれた映画を忘れてしまった」と「友人がおすすめしてくれたshowを忘れてしまった」、「友人の行きつけのレストランを忘れてしまう」は、リークされたPixelスクリーンショットのことでしょう。
Pixelスクリーンショットは、撮影したスクショに含まれる情報を解析・記憶し、Geminiに質問することで簡単に探し物や記憶が見つかるAIの新機能で、Pixel 9シリーズの目玉機能になると予想されます。
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