NTTドコモは4月28日の決算報告の場でiPad向けにmicroSIMカードを提供することを明らかにしていましたが、iPadにはソフトバンクモバイルのSIMロックがかかっていることが明らかになり、iPad向けのmicroSIMカードの提供を断念したようです。
NTTドコモの本当の狙いはiPadの販売ではなく、SIMフリーの推進?
元々、NTTドコモはiPadがSIMフリーで販売されなければmicroSIMカードの提供は行わない方針だったようです。
NTTドコモの山田隆持社長は、「(iPadがSIMロックフリーであれば)回線を提供したい」と語っていたが、 SIMがロックされることになったため、「前提のSIMロックフリーがなくなったため、ドコモからの回線提供はない」(ドコモ広報)。
情報元:ソフトバンクのiPadはSIMロックあり、他社SIMは利用不可に | 携帯 | マイコミジャーナル
しかし、iPad向けのmicroSIMカードの提供は断念したものの、NTTドコモは「今後は様々な魅力的な端末を当社のネットワークでご利用いただけるよう取り組んでいく」とし、SIMフリーには前向きであることを示しました。
NTTドコモは「iPadはSIMフリーであれば提供するよ」という姿勢で元々iPadの販売には積極的ではなかったということでしょう。
恐らくNTTドコモはiPadよりもSIMフリーを重要視していて、SIMフリーを推進していくためのツールとしてiPadを使用できればいいという考えだったのではないでしょうか。
また、iPadがSIMフリーであれば間違いなく今日または近日中にSIMフリーまたはiPad用の料金プランを発表できたということは明るい材料ではないでしょうか。で、あればぜひNexus Oneの販売を検討してもらいたいものです。
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