ドコモ、「海外パケ・ホーダイ」を発表。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

6月にソフトバンクモバイルが海外パケット定額サービスを先駆けて発表しましたが、これをNTTドコモが追従する形となりました。
「海外パケ・ホーダイ」は海外でのパケット通信を定額で利用できる定額サービス。利用料金はソフトバンクモバイルが発表した「海外パケットし放題」同様に最大日額1980円となりますが、2011年3月31日までは日額1480円で利用でき、2011年4月1日移行は1日20万パケットまで日額1980円で、20万パケット以降は日額2980円となります。事前の申込は不必要。
1パケットは50パケットまで50円、50パケット以上は1パケット0.2円、スマートフォンやデータ通信は1パケット0.2円となります。
定額の対象となるのはiモードやiモードフルブラウザ、スマートフォンでのパケット通信、ケータイ端末をモデムとして利用した際のパケット通信全てが対象となりますが、米国ではAT&T、台湾ではFETなど特定の事業者に接続した場合適用となります。端末の設定でローミングの接続先を自動接続に設定していると電波の最も強い事業者に接続されるため、注意が必要となります。
また、基本的に国内でパケット定額サービスまたはデータ定額サービスを契約するユーザーのみが利用可能となっていますが、11月30日(火)までは全ユーザーが利用可能となっています。
「海外パケ・ホーダイ」の対応エリアは以下のとおり。
ソフトバンクモバイルの「海外パケットし放題」との違いは最高日額課金時の条件ですね。「パケットし放題」の場合は、動画などのリッチコンテンツをダウンロードした時に最高日額課金となり、「海外パケ・ホーダイ」の場合は1日20万パケット以上使った場合に最高日額課金となります。
追記 10/08/03 21:04コメントにてソフトバンクモバイルの「海外パケットし放題」はデータ通信は定額対象にならないが、ドコモの「パケットし放題」はデータ通信もパケット定額対象になると指摘いただきました。
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