NTTドコモが下り37.5Mbps(一部の屋内では75Mbps)のLTEに対応した富士通製のタブレットPCを今秋に、サムスン電子製のスマートフォンを今冬に発売するのではないかと日本経済新聞が報じています。
ソフトバンクモバイルでは2~3年後に新機種が全てスマートフォンに?
日本経済新聞が伝えている内容は以下。
ドコモは2011年度の出荷台数の3分の1にあたる約600万台、12年度には過半の約1000万台をスマートフォンとする計画。通信速度が現行の5倍以上の高速携帯電話サービス「LTE」に対応した端末を発売。現在はパソコンなどに差し込むカード型端末のみだが、今秋に富士通製のタブレット(多機能携帯)端末、冬には韓国サムスン電子製のスマートフォンを投入する。
情報元:スマートフォン、携帯新機種の半分以上に :日本経済新聞
また、ワイヤレスで充電が可能なシャープ製のスマートフォンが発売されることや、auではWiMAXをサポートした端末を2011年度中に3台以上をリリースする予定で、ソフトバンクモバイルでは2~3年後には新機種のラインナップが全てスマートフォンになると報じています。
夏にはワイヤレス充電できるシャープ製スマートフォンも出す。
KDDIは11年度、通信速度が現行の5倍の「WiMAX」技術を搭載したスマートフォンを3機種以上投入する。30~40機種の新製品の半分以上をスマートフォンとする。ソフトバンクモバイルは今秋にも米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の新型機を発売。米グーグルのOS「アンドロイド」を採用したスマートフォンも増やす。2~3年以内に新機種のすべてをスマートフォンとする方針だ。
情報元:スマートフォン、携帯新機種の半分以上に :日本経済新聞
キャリアの狙いとしては、スマートフォンではアプリなどのダウンロードやインターネット接続ではPC向けのサイトを閲覧することになるため、通信容量はフィーチャーフォンよりも多くなり、現在提供しているHSDPAなどの通信規格よりも速い通信規格を訴求することでLTEやWiMAXなどの最新の通信規格への移行を進めるというものだと思います。