まどか☆マギカのAndroidアプリにTwitterのログイン情報が漏洩するバグが見つかる。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

今回Twitterのログイン情報が漏洩するバグが見つかったのは「魔法少女まどか☆マギカ iP for Android」というアプリ名で提供されているAndroidアプリ。
現在はアプリの提供が終了しているため、被害対象となるのは今もAndroidにアプリがインストール状態にあるユーザーです。
バグの内容は該当のAndroidアプリのログファイルに暗号化されていない状態でTwitterのログイン情報が出力されてしまうというもの。ログファイルに出力されたTwitterのログイン情報を一般ユーザーが読み取ることはできませんが、ログ情報の閲覧権限のあるAndroidアプリであれば、Twitterのログイン情報を取得することができてしまいます。
バグを解消するには、GooglePlayからアプリのアップデートを行うことで可能とのこと。
今回のバグによる被害は出ていないとのことですが、バグ情報を公表したJVNでは「Twitterのアカウント情報」、バンダイナムコゲームスが公開しているページでは「Twitterアカウント・パスワード」が漏洩すると表現しており、Twitterにはユーザ名ではなく、メールアドレスでのログインも可能なので当該のアプリからメールアドレスを利用してTwitter連携を行った場合はメールアドレスも漏洩している可能性も考えられます。
さらに、GmailなどのメールサービスとTwitterを同じアカウント情報で登録している場合はTwitterだけでなくGmailまで乗っ取られるという被害も想定できるため、「魔法少女まどか☆マギカ iP for Android」をインストールしているユーザーは早急にアップデートを行なっておきましょう。
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