外部送信のバグを修正した「Simeji」がGoogle Playストアで公開ーどこが変わったのか変更点をチェック
Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:28
BaiduはAndroidの文字入力アプリ「Simeji(しめじ)」の最新バージョンである6.6.2をGoogle Playストアにて公開しました。6.6.2ではクラウド変換がオフ時でも入力内容が外部に送信されてしまうバグが解消されているほか、複数の変更がなされています。
クラウド変換の同意は明確に。ただし、機能の説明はなし
変更点を少し細かく見ていきたいと思います。まずはアップデート時の変更点ですが、6.6.2にアップデートした場合に強制的にクラウド変換をオフにするように変更されました。アップデート以降、変換精度が悪くなったと思う方は再度、オンにしておきましょう。
また、新規インストール時には利用規約が表示される画面にて「ログ情報を送信」の上に「クラウド変換をつかう」のチェック項目が追加されました。
ということで、アップデート時も新規インストール時もクラウド変換はデフォルトオフになっており、ユーザーに機能をONにさせることで同意を取ったとみなすということだと思います。
またアップデート前後で利用規約の変更は見られず、Baiduとしては入力文字を外部へ送信するという行為の同意を利用規約によって同意を取っていたというスタンスなんでしょうね。
ただ、クラウド変換の機能説明については規約だけでなく、インストールする過程においても説明はありません。
これだと外部へ送信されることなど機能について十分に把握しないままチェックを入れてしまうユーザーもいるでしょうし、逆に便利な「クラウド変換」という機能の存在に気づかないままSimejiを使いつづけることもあるかと思うので、ユーザーにもBaiduにとってもあまり良くない対応になった気がしますが、余計なお世話でしょうか。
Simeji(日本語入力キーボード)
価格:無料
平均評価:3.9(37,087)
平均評価:3.9(37,087)
コメントを残す