NTTドコモ、販売戦略見直し報道を否定ーiPhoneの取り扱いについて
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

「発言の一部が切り取られた」
NTT代表取締役社長の鵜浦氏が「大きなブランドに苦戦している状況は今も変わらない。」「販売戦略は変化の時期にそろそろ来ている」「私自身はユーザーのニーズに答えることも必要だという思い出ドコモと意見交換している」と発言したことからiPhoneの販売も含めて販売戦略の見直しが必要との認識を示したと報道された件について、NTTの広報部は「発言の一部が切り取られた」として同氏の真意が伝わっていないとしました。
また、こういった発言はiPhoneに特化した話しではなく、ユーザーの選択肢を増やすという話であり、これまでの戦略と矛盾しておらず、販売戦略を見直すという話しにはならない、iPhoneに対するスタンスも販売ノルマが折り合えば販売する可能性があるという姿勢は崩さないとしています。
一方でNTTドコモの加藤氏はラインアップの絞り込みを行うと発言
先日の決算発表にてNTTドコモ代表取締役社長の加藤氏は今後のスマートフォンのラインアップについて「顧客のニーズや調達コストの観点から絞り込みを行う」とコメントしていることから、NTTドコモとしては販売戦略を見直す気もあり、ユーザーの選択肢を増やすという話しとも矛盾していると思うのですが・・・。