ブラックベリー、日本から撤退。個人向けにデバイス提供から約4年で
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

iPhoneとAndroidに対抗できず
日本経済新聞によれば、ブラックベリーは国内市場から撤退する方針を固めたとのこと。全盛期は国内シェアで5%を誇りましたが、現在は1%を切って0.3%に落ち込んでいると伝えています。
ブラックベリーは2006年に日本市場に参入。同年にNTTドコモにて法人向けの取り扱いを始め、2008年からは個人向けにも販売を開始していました。
当時米国で最も人気のあるスマートフォンで、ハードキーボードを搭載したBlackBerryは多くの注目を集めましたが、2008年にソフトバンクモバイルが「iPhone 3G」を国内向けに投入。
2009年にはソフトバンクモバイルが「iPhone 3GS」を、さらにNTTドコモが国内初のAndroidスマートフォンとなる「HT-03A」を投入し、ソフトウェアキーボードをスタンダードにすると、販売台数を徐々に落としていくことになりました。
直近では1月30日に社名をRIMからブラックベリーに変更し、最新のOSである「ブラックベリー10」と同OSを搭載した最新機種「Z10」と「Q10」を発表していました。
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