NTTドコモは、3月19日に富士通製の法人向け端末であるF903iBSCを発売する。
F903iBSCは、3月1日にJATEの認証を受けたことが確認されていたが、謎の端末とされていた。
「F903iBSC」は、各種エンターテイメント機能を廃したFOMA端末。基本的な機能や端末の形状は、「F903i」。
情報漏洩対策として、カメラ機能や外部メモリ機能、赤外線通信機能、おサイフケータイ機能、USB経由でのデータ通信機能などが非対応となっている。また、ビジネス的に必要ない機能として、音楽再生機能は搭載されておらず、iアプリはプリセットされない。
カメラ部やmicroSDカードスロット、赤外線ポートなどはそのまま搭載されており、ソフトウェアを変更することで、利用できないようになっている。
セキュリティ面では、指紋認証やパスワードマネージャー、開閉ロックなど、F903iでもサポートされていた機能に加えて、4月からは「遠隔データ初期化機能」が利用できる。これは専用窓口に電話すると、遠隔操作でF903iBSCを初期化できるというもので、電話帳やメール、スケジュール、写真、発着信履歴、画面メモなどを削除できる。利用料は、運用保守契約に含まれる。
端末の価格や、運用保守契約の料金は、導入規模など個別のケースによって異なるとのこと。一般ユーザーは購入できない。
大きさは102× 50×24mm、重さは約131g。連続待受時間は、静止時で約540時間、移動時で約380時間。連続通話時間は約160分。メインディスプレイは約 2.4インチ、240×320ドットで26万2,144色表示のTFT液晶。ボディカラーはNeroのみ。型番に含まれる「BSC」は“Business SeCurity Model”を意味するという。(引用元:Impress Watch)
Business SeCurity ModelならBSMで良いような^^;