NTTドコモが2013年夏モデルとして発表した「Xperia A SO-04E」と「GALAXY S4 SC-04E」の販売台数が8月中旬までに計200万台になることがわかりました。
ツートップに選ばれたサムスンもドコモへの供給方針を変更に?
SankeiBizによると、ドコモのツートップとして販売された「Xperia A SO-04E」が130万台前後、「GALAXY S4 SC-04E」が70万台前後を8月中旬までに売り上げたことが明らかになりました。ただサムスンにしてみれば、日本市場でしか売れないドコモへの供給より、グローバル市場をターゲットにした供給先を優先したいのが本音。
そこで浮上してきたのがソフトバンク。現在、同社向けには端末を供給していないが、米スプリントを買収したソフトバンクは設備や端末の共同調達を表明しており、サムスンにとって魅力的な供給先だ。
引用元:ドコモ「スリートップ」戦略転換 スマホ冬商戦、サムスン外れる可能性 (1/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
ソニーモバイルとサムスンのツートップから2013年冬モデルではソニーモバイル、富士通、シャープのスリートップになりサムスンが外れるとされていますが、SankeiBizでは海外でも端末が販売できるサムスンにとって、スプリントを買収し、日本とアメリカで相互に端末を販売する方針を示しているソフトバンクモバイルは供給先として魅力的であると伝えています。
確かにサムスンにしてみれば、発売から2ヶ月で販売台数2000万台を突破した「GALAXY S4 SC-04E」がツートップに選ばれながらも「Xperia A SO-04E」にダブルスコアに近い販売台数をつけられたことは、非ツートップの2013年冬モデルを供給するにあたって大きな不安要素になるかと思います。
サムスンはこれまで夏モデルにはフラグシップの「GALAXY S」シリーズ、冬モデルには「GALAXY Note」シリーズをドコモに供給してきましたが、ツートップとして選ばれやすい「GALAXY S4」のみをドコモ向けに供給するというようにドコモとの付き合い方も変わってくるかもしれません。
「ツートップに選ばれても安くなければ売れない」
そんな理由でドコモとの付き合い方を考えるメーカーが出てきてもおかしくないのかもしれません。
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