昨年、iOS6とともに配信が開始されたAppleが開発した地図アプリですが、配信された当初は地図データの不正確さから多くのiPhoneユーザーに批判され、ティム・クックCEOは他社製品の利用を促し、地図アプリの担当マネージャーが解雇されるなど色々なできごとがありましたが、これまで複数回のアップデートを繰り返して大幅に改善されています。
そんなAppleの努力が実ったのか現在では標準の地図アプリはGoogleマップなど他のサードパーティ製地図アプリよりも使われているとの調査結果が出ていました。
サードパーティ製の地図アプリも意外と使われていない!?
マイナビがiOS6を利用するiPhoneユーザー300人に地図アプリについてアンケートをとったところ以下のような結果になったようです。標準のマップアプリしか使ったことがない | 31.0% |
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標準のマップアプリも他の地図アプリも使ったが、結局は標準のマップアプリを使っている | 4.7% |
標準のマップアプリも他の地図アプリも使ったが、結局は他の地図アプリを使っている | 21.0% |
標準のマップアプリは使ったことがない。他の地図アプリを使っている | 9.3% |
そもそもiPhoneでは地図アプリを使わない | 34.0% |
まとめると標準の地図アプリを使っているのは35.7%、サードパーティ製の地図アプリを使っているのは30.3%、地図アプリを使わないのが34.0%となります。
意外にも標準の地図アプリを使っている人の割合が最も多く、サードパーティ製の地図アプリを使う人よりも、そもそも地図アプリを使わない人が多かったという結果になったようです。
ただ、どちらも利用した結果、標準の地図アプリを使っているという人が4.7%という結果に対し、サードパーティ製の地図アプリを使っているという人が21.0%と、プリインストールされているからという理由などでそのまま標準の地図アプリを利用している人が多く、使い比べた場合はサードパーティ製の地図アプリに乗り換える人の方が圧倒的に多いようです。これに関してはiOS5まで標準として採用されていたGoogleマップの方が使いやすいからという理由もあるのではないでしょうか。
ちなみに、サードパーティ製の地図アプリはGoogleマップを利用している人が67%、MapFanとYahoo!地図で2.2%という結果になっています。やはり、Googleマップの人気は根強いようです。
情報元のマイナビではどちらも使った結果、標準アプリを使うようになった理由やiPhoneで地図アプリを使わない理由なども書かれています。
・iPhoneの標準マップアプリを使っている人はどのくらいいるのか – マイナビニュース調査 (1) 標準のマップアプリを使っている人の割合 | マイナビニュース
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