NTTドコモは2013年夏モデルで打ち出したツートップを2013年冬モデルでも導入するとみられていましたが、iPhoneの販売によってこの計画を見直すと日刊工業新聞が伝えています。
スリートップ見直しは朗報か悲報か
日刊工業新聞によると、ドコモの加藤薫社長はスリートップについて何も決まっていないとコメントしたようです。アイフォーンを販売するため、これまでの方針を見直す。加藤薫NTTドコモ社長もスリートップに関して「まだ正式に決まっていない」と話している。
引用元:ドコモ、今冬“スリートップ”見直し-iPhone影響:日刊工業新聞
ドコモがiPhone販売するとなれば、少なくないAppleからの販売ノルマを承諾したこととなり、他メーカーにも大きな影響を与えることになるわけですが、スリートップ見直しとなれば更なる追い打ちとなりそうですね・・・。
ただ、特定の機種を格安で売り出すツートップ戦略が撤廃となるのであれば、価格先行でなく機種先行の正常な競争に戻ると言えるような気はします。Appleが販売ノルマを課している以上、Apple以外のメーカーにとってはハンデにはなってしまいますが。
最悪のケースはスリートップにiPhoneが入って他のメーカーがはじき出されてしまうことですかね・・・。それはさすがにないとしても、スリートップ+iPhoneの実質フォートップは可能性のある戦略のような気がしますが、どうなるのでしょうか。
Appleの次期iPhone発表は日本時間9月11日午前2時より開催されます。
【2013/09/10 追記】
ドコモの加藤薫氏は機種数については明言していないものの、2013年冬モデルにおいてもツートップ戦略の継続を示唆しています。
ロイターはソニー、シャープ、富士通の3メーカーが開発した機種が選ばれ、スリートップになると報じていました。
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