ついにドコモからの発売が決定したiPhone。これまでドコモがiPhoneが販売できなかった理由はいくつかありますが、公言されているうちの一つにAppleが要求するiPhoneの販売ノルマがあります。
代表取締役社長である加藤薫氏はドコモが販売する携帯電話のうち2割〜3割程度であればiPhoneを取り扱いたいとコメントしていましたが、Appleと合意に至った販売台数については一切公開されておらず、実際どれぐらいの割合でドコモがiPhoneを取り扱うかはわかりません。
そんな中、日刊工業新聞ではドコモがiPhoneの販売台数を3割程度に抑えると伝えています。
販売台数を抑えるなんてありえるのかな・・・?
日刊工業新聞ではドコモがiPhoneの販売台数を3割程度に抑える方針であることを表明しており、iPhoneの販売が決まったものの国内のメーカーは冷静であると報じています。ドコモが自社の携帯電話販売に占めるアイフォーンの割合を3割程度に抑える方針を表明していること。NECとパナソニックがスマホ事業から撤退し、プレーヤーが減ったことを背景に、富士通首脳は「アイフォーンがワントップ。残りの7割を日本の主要メーカー3社(富士通、シャープ、ソニー)を中心に分け合う形は悪くない」と指摘する。
引用元:ドコモ、「iPhone参入」-国内メーカーは“冷静”:日刊工業新聞
3割というのはドコモが年間で販売するスマートフォンのうちの3割ということかと思います。
あくまでも参考にしかなりませんが、昨年度のスマートフォンの販売台数は1329万台、今年度の目標販売台数が1600万台であることを考慮すると、iPhoneの年間販売台数は約400万台〜480万台付近になるかと思います。
※加藤氏は2013年度の目標にiPhoneは考慮されていないと発言しており、iPhoneの販売が決定したことによって目標値は変わることが予想されるので付近と表現しています。
残り7割は約1000万台となり、3社で分け合えば年間300万台以上となりますが、海外メーカーのサムスンとLGを考慮して5社でわけあった場合は1社200万台となりますし、5社で均等に割れるわけはなくソニーモバイルとサムスンが多くを販売することを考えると冷静に見てていいのかなという印象です。日刊工業新聞の記事を無料版で読める範囲しか見ていないので続きがあるのかもしれませんが。
また、iPhoneが目標販売台数の3割を売り切ったからといって「iPhone完売!来年度まで待ってね!」とか継続的に品薄にするなんてことあり得るのでしょうか・・・
そして、「iPhoneがワントップ」という発言ですがドコモはもちろん、メーカーはもっと言っちゃダメでしょって感じなんですが、これホントに言ったのかなぁ・・・
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