調査会社のBCNがiPhone 5sとiPhone 5cの販売台数シェアを発表しました。発表内容によればソフトバンクモバイルが4割超のシェアでトップとなり、次いでドコモ、そして3位がauとなっています。
やはりiPhone 5s人気!販売台数シェアは8割超に
BCNのレポートによれば、販売台数シェアはiPhone 5sが83.2%、iPhone 5cが16.8%となり、予想どおりiPhone 5sが人気となったことがわかりました。キャリア別ではiPhone 5s、iPhone 5cのいずれもソフトバンクモバイルがトップシェアを記録。iPhone 5sとiPhone 5cの両端末を合わせたシェアでも44.7%のシェアを記録してソフトバンクモバイルがトップとなり、ドコモは僅差ながら2位となりました。
iPhone 5s | iPhone 5c | |
---|---|---|
ドコモ | 27.4% | 29.8% |
au | 26.7% | 31.7% |
ソフトバンク | 45.9% | 38.5% |
引用元:iPhoneを巡って3キャリアが激突! 発売1週目はソフトバンクがトップ!
ソフトバンク好調の理由とドコモからiPhone販売の影響は
前評判では機種変更時の下取りサービスの提供や1万500円を割り引くクーポンの配信、800MHzのLTEにiPhone 5sとiPhone 5cが対応したことなどから今回はauが有利とされていましたが、結果的にはiPhone 4s、iPhone 5に続いてソフトバンクが初週トップシェアとなりました。発売初週ということでおそらくソフトバンクを契約する古くからのiPhoneユーザーが多かったことや在庫数において他キャリアよりも多く確保していたことが要因となったのかもしれません。
また、今回は初めてドコモからiPhoneが発売された影響もあって、iPhone 5が発売された時のシェアと比較すると、ソフトバンクは15%以上、auも10%近くシェアを落とすこととなりました。今回のシェアだけみれば意外とドコモの影響は少ないのかなとも思えますが、前機種のシェアと比較するとやはり脅威といえるのではないでしょうか。
※BCNのレポートはiPhone 5sとiPhone 5cの発売から3日間を集計したもので、全国の主要家電量販店とネットショップが集計対象となっています。ドコモショップなどのキャリアショップは集計対象になっていません。
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