BCNが2022年のタブレット販売ランキングを発表しました。
1位を獲得したのは2021年9月に発売された「iPad(第9世代)」で、トップ10内に容量やカラーの異なる同機種が1位、2位、4位、5位とランクインしていることから、3位以下を大きく引き離したことが予想されます。
BCNの調査は2022年1月1日~2022年12月11日を対象にしたもの。全国の主要家電量販店・ネットショップからの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースをもとにランキングが作成されています。
1位を獲得した「iPad(第9世代)」は、おなじみのボディにiPhone 11シリーズと同じA13 Bionicチップを搭載した49,800円〜(7月の値上げ前は39,800円)で購入できるエントリーモデルのタブレット。
フロントカメラが1,200万画素に高画素化され、視野角122°に超広角化したことでタブレットの前を動いても自動的に画角の中心に収める新機能「センターステージ」に対応。ストレージの最低容量は2倍の64GBに増量されています。
同じiPadシリーズでは、新しいオールスクリーンデザインにiPhone 13シリーズと同じA15 Bionicチップを搭載し、第2世代のApple Pencilに対応、Lightning廃止→USB-Cに移行するなどフルリニューアルされた「iPad mini(第6世代)」が7位、8位、9位にランクイン。
人気の高さを発揮する一方で、昨年3月に発売された「iPad Air(第5世代)」や「iPad(第10世代)」といったオールスクリーンデザインにリニューアルされた2022年発売の最新モデルはランクインできませんでした。
順位 | 機種名 | 参考価格 |
---|---|---|
1位 | iPad(第9世代)Wi-Fi 64GB シルバー | 49,800円 |
2位 | iPad(第9世代)Wi-Fi 64GB スペースグレイ | 49,800円 |
3位 | Lenovo Tab M10 HD(第2世代) | 29,589円 |
4位 | iPad(第9世代)Wi-Fi 256GB シルバー | 71,800円 |
5位 | iPad(第9世代)Wi-Fi 256GB スペースグレイ | 71,800円 |
6位 | LAVIE Tab E | 29,800円 |
7位 | iPad mini(第6世代)Wi-Fi 64GB パープル | 78,800円 |
8位 | iPad mini(第6世代)Wi-Fi 64GB スターライト | 78,800円 |
9位 | iPad mini(第6世代)Wi-Fi 64GB スペースグレイ | 78,800円 |
10位 | LAVIE T11 |
大画面に最適化したAndroid 12Lがリリースされ、OPPO初の日本向けタブレット「OPPO Pad Air」や日本で7年ぶりに復活したSamsungの高価格帯タブレット「Galaxy Tab S8+」「Galaxy Tab S8 Ultra」が発売されるなど、再び盛り上がりを見せそうなAndroidタブレットでは「Lenovo Tab M10 HD(第2世代)」が3位、「LAVIE Tab E」が6位、「LAVIE T11」が10位にランクインしました。
今年はGoogleが専用ドックに取り付けてスマートディスプレイとしても使える2-in-1のタブレット「Pixel Tablet」を発売する予定。ランキングに食い込めるのか注目です。